小説書きのためのMacの選び方

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こんにちは、あとーすです。

先日、念願叶ってやっとMacを購入しました。秋には新しいMacが発表されるとの噂ですが、つい待ちきれず……。

さて、Macを購入するにあたって、自分の作業環境などを考えながら選んでいたのですが、僕がPCを使うときは基本的に執筆や編集の作業がメインとなります。もちろん、そこには、「小説を快適に書くことができるか?」という視点も含まれていました。

そこで今回は、小説を書くという視点から選ぶと、どのMacがどのような方におすすめなのかということについて、まとめさせていただきます!

(それぞれの製品に対する文字数の差は、僕のおすすめ度と比例すると考えていただいて結構です……。)

 

据え置き?ノート型?

小説を書く人が使うMacは、デスクトップPCとノートPCのどちらを選ぶと良いのでしょうか。

この判断基準はたった一つしかないと思っていて、それは、「そのPCを外出先でも使いたいか?」ということです。

少しでも外出先で使う予定のある方であれば、ノートPCを使用することをおすすめします。据え置き型はさすがに外に持ち出すことは難しいですが、ノート型であれば、基本的にどの大きさでも外に一応持ち出すことはできるでしょう。

ただ、絶対に家でしか使わないということであれば、据え置き型のMacを購入するのがいいと思います。基本的に、スペックや画面サイズに対して割安だと感じられるはずです。

ノート型のMac

ノート型のMacには、「MacBook Air」と「MacBook Pro」、「MacBook」3種類があります。

基本的にはMacBook Airで事足りると思うのですが、作業に合わせてMacBook Proを選んでもいいでしょう。画面の綺麗さと携帯性を両立させたいのであれば、MacBookも視野に入れていいでしょう。

MacBook Air

MacBook Airには、11インチと13インチのものがあります。

最安でMacBook Airが欲しいということであれば、必然的に11インチのものを選ぶことになります。

最安の構成でもCPUはデュアルコアのcore-i5、メモリも4GBありますので、小説を執筆するだけであれば十分すぎる構成かと思います。この時点で10万円と、そんなにお安いわけでもないのですが、Macを買うと決めたらここが最低ラインとなります。

当サイト編集部の神田がMacBook Airの11インチを使用しているのですが、1年ほど使っても挙動にもたつきが出ることもなく、快適に使えているとのこと。

11インチの重量はわずか1.08kgで、今まで大きめのパソコンを使っている方からすると、びっくりするくらいに軽いはず。外に持ち出しての執筆作業が多いという方は、本当に気軽に持って行くことができるので非常におすすめです。

ただ、筺体が小さいということは持ち出しやすいというメリットがある反面、デメリットもあります。それは、画面が小さいということ。小説では、頻繁に今書いているところの前の部分を参照しながら進めていくことがあると思います。ところが、11インチのMacBook Airだと表示できるエリアがどうしても狭くなってしまうので、少し戻りたいときでも画面をスクロールさせなければなりません。

Macに限らず、画面の大きさと持ち運びやすさはトレードオフの関係となってしまうので、ここは自分がどちらに重きを置くのかということが重要になってきます。

これを13インチにすると、画面は大きくなるものの、重量は1.35kgとなります。11インチとはジュースの缶一本分程度の差ですが、この重さが結構重要で、気になる人はやっぱり気になりますし、実際に持ってみると大きさも含めて11インチの持ち運びやすさが際立ちます。とはいえ、13インチ持ち運びをしにくいサイズかというと、普通のバクパックなどにするりと入りますのでそれほど問題はないでしょう。

ただ、MacBook Airから1万円上乗せするだけで画面はかなり大きくなりますし、なんといってもインチはメモリ8GBが標準なので、お得だと思います。もっとも、小説を書くだけでメモリ8GBあって意味があるのかという話でもあるのですが、Chromeなどメモリを消費するブラウザでたくさんタブを開いても重くなることが少なくなるので、情報収集でストレスを感じることが少なくなるかもしれません

また、実は13インチの方が電池持ちが長いというようなこともあります。

まとめると、
・小説を書きたいだけであれば、MacBook Airで十分
・画面は小さい方が持ち運びやすい
・画面は大きい方が執筆でストレスを感じない
ということになります。

MacBook Pro

基本的にはMacBook Airで小説を執筆するのは十分なのですが、MacBook Proにもいいところはあるので、紹介いたしますね。

MacBook Proは、その名の通りプロフェッショナル向けのノート型PCです。グラフィックデザインや動画、3D作成など、ソフトの要求するスペックが高い作業をする方は、間違いなくこちらを選んだ方がいいでしょう。しかし、小説執筆では基本的にテキストデータしか扱わないので、そこまでスペックの高いMacは必要ないということなのです。

MacBook Proには、無印の「MacBook Pro」と、Retinaディスプレイを搭載した「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」があります。前者が候補に入る人はあまりいないかと思いますので、ここでは後者に絞って特徴をまとめていきます。(以後、「MacBook Pro」は「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」のことを指します。)

MacBook Proで特筆すべきは、やはりRetinaディスプレイでしょう。量販店などでMacBook Airの画面と見比べてみると分かりますが。画面の綺麗さが全然違います。

今、私はこのMacBookProの15インチを使用しています。以前は富士通のPCを使っていたのですが、MacBook Proに変えてから目の疲れが低減されたような気がします。Macを買おうとするときに、モバイル性の高いAirと画面の綺麗なProで散々悩んだのですが、最終的には画面の綺麗さをとりました。繰り返すようですが、それほど画面が綺麗なのです。今も富士通のPCはサブとして使っていますが、長時間使用する気にはなれません。

さて、MacBook Airを選ぶ際にネックとなるのが、やはりその価格でしょうか。MacBook Proは、13インチの最安構成でも15万円近くしてしまいます。このディスプレイにはそれを払うだけの価値があると個人的には思うのですが、このあたりは実機を見てから判断するのがいいでしょう。

ただ、これが私の使っている15インチとなると、価格は20万円を超えてしまいます。メモリは最小構成でも16GBで大容量ではあるのですが、小説を書くだけでそれほどのメモリが必要なはずもなく……。どんなにアプリを立ち上げても、どんなにChromeでタブを開いても、どんなにガンガンと動画を流しても、それでも全く挙動が重くならないという利点はあるのですが、前述したように、当編集部の神田がMacBook Airの11イン4GBで特に問題なく快適なMacライフを送っているところをみると、やはり私の選択はかなりのオーバースペックであることがわかります。

ただ、私の場合は今後Adobe製品などをバリバリ使っても困らないようにしたい!という思いもあり、かつせっくならば画面も一番大きいものがいいと感じていましたので、高い買い物でしたがまあいいのかなと思っているところです。

同人誌をばりばりと編集する必要があったり、小説に関連するグラフィックデザインや動画などのクリエイティブも自分で作成するという方であれば、MacBook Proが必要かもしれません。

まとめると、
・Retinaディスプレイが綺麗
・小説を書くだけではスペックが高すぎる
・グラフィックデザインや動画など、小説執筆に付随する他の創作活動も行うなら、選択肢としてあり
ということになります。

MacBook

無印のMacBoookは、12インチで0.92kgと持ち運びやすいのが特徴です。また、Retinaディスプレイを搭載しているので、画面も綺麗に映ります。

価格は15万円程度からですが、基本的にはMacBookAirの方が性能はいいです。上記のメリットと比較して、このデメリットをどう考えるのかというのがポイントとなってくるでしょう。とはいえ、別に小説を書くのに問題があるような差ではありません。

ただし、周辺機器接続用のポートがUSB-ポートしか付いていないということには注意が必要。対応しているものが少ない上に、充電ポートと共同で1つしか搭載されていないので、複数の周辺機器をつなぐのに不向きです。このあたりは、変換用や増設用のアクセサリもあるのでどうにかすることができますが、その分さらに費用がかさむことも考慮に入れる必要があります。

据え置き型

個人的には、気分転換に外で執筆するということも考えて、持ち運びすることのできるノート型のMacを選ぶのがおすすめです。

しかし、家でしか小説を書かないという方や、持ち出し用として別にパソコンを持っているという方であれば、据え置き型も選択肢に入ってくるでしょう。

さて、据え置き型のMacには現在「iMac」「Mac mini」「Mac Pro」がありますが、Mac Proが選択肢に入る方はごく限られているはずなので、前者2つの紹介をいたします。

iMac

据え置き型でMacを購入するのであれば、まずiMacが選択肢に上がるでしょう。価格は12万5千円程度から。

ディスプレイも一体となっており、追加で買う必要がありません。また、マウスとキーボードもApple純正のものが同梱されています。

一概に比較はできませんが、同等のスペックを持ったノート型のMacよりも価格を抑えることができ、画面も大きいものを使うことができます。

ストレージもHDDが基本で、1TBがと大容量。起動速度などが気になる方は、SSDに変更することも可能です。

ノート型と同じように、画面の大きさやスペックに比例して価格が上昇していきます。しかし、小さい画面のものでも21.5インチの大画面です。また、同じサイズの4Kディスプレイモデルと、27インチの5Kディスプレイモデルが用意されています。

5Kディスプレイモデルに関しては、動画制作を意識してか32GBまでメモリを増やすことができます。まあ、小説を執筆するのには全然関係ないとは思いますが……。

Mac mini

Mac miniは、何と言ってもそのお求めやすさが特徴です。最安構成であれば、デュアルコアのcore-i5搭載のメモリ4GBで6万円程度です。

ただ、注意しなければならないのは、この製品にはモニタやマウス、キーボードなどがついていないということ。

モニタは2万円あれば一応そろいますし、キーボードやマウスも数千円で取り揃えることができます。そう考えると、ぐっとコストを抑えることができます。

また、反対に付属品をこだわって選ぶこともできます。家で最高の執筆環境を作りたいという方にもおすすめできるマシンです。

まとめ

以上、「小説を書く」という視点からのMacの選び方でした。

ひとまずMacで小説を書きたいという方は、何も考えずに使えて価格も安いMacBook Airの11インチモデルを選ぶのがおすすめです。

ただし、画面が小さいと文章が書きづらい場合もあるので、そこが気になる方は13インチまで大きくするのがいいでしょう。この大きさであれば、持ち運びもそれほど苦ではありません。

ディスプレイが綺麗なものがいいという方は、MacBookやMacBook Proを選びましょう。持ち運びできるギリギリの大きさで画面の大きなものを選びたいという方は、MacBook Proの15インチを選んでもいいでしょう(僕のことです)。もちろん、お財布との相談になりますが……。

小説はいろいろと場所を変えて執筆した方が気分転換になっていいと思っているので、据え置き型はおすすめできないのですが、とりあえず買ってすぐ使いたいという方にはiMacを、値段を安く抑えたり周辺機器を自分で取り揃えたいという方はにはMac miniがおすすめです。

これからMacで小説を書きたいと考えている方は、ぜひ参考にされてください!