大盛況のうちに終了! 第二回文学フリマ福岡レポート

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去る10月30日、都久志会館にて第二回文学フリマ福岡が開催されました。

昨年に文学フリマ百都市構想の発表と同時に始まった文学フリマ福岡。東京、大阪、金沢、札幌、京都、前橋と、日本のどこかでほぼ毎月文フリが開催されているような状況です。

熊本在住の僕としては、高速バス一本で行ける福岡での文フリ開催は非常にありがたいことです。スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

 

550名超の来場! 熱気あふれる会場

熊本から福岡までは高速バスでおよそ2時間。出店者入場は10時からだったので、僕は7時半頃に出発するバスに乗り込みました。東京や大阪の文フリに参加するときは前日入りしているからゆったりと向かうことができるのですが、今回は少し早めの出発……。ただ、日帰りで行くことができるのは大きなメリットですし、天神バスターミナルから会場である都久志会館は歩いて10分程度の距離なので、めちゃくちゃきついということもありませんでした。

今回の文フリ福岡には、120スペース113サークルが出店申し込みをしていました。当日来ていないサークルもちらほらと見受けられましたので、実際は110強といったところでしょうか。また、文フリ福岡のTwitterアカウントによると、来場者数は550名を超えていたとのこと。

当日の福岡は随分と涼しかったのですが、会場内は少し暑いくらいでした。人が多かったためでしょうか。お昼を食べに行った返り、都久志会館の前は閑散としているなあと思っていたのですが、文フリの会場となっている4階まで上がってみると、依然たくさんのお客さんが……! 皆さんどこから出てきたんだろう、と少し考えてしまいました。

僕は去年の第一回にも参加しましたが、そのときよりも盛り上がっていたような印象。来年はもっとたくさんのお客さんが来てくれるといいなと思います!

離れ小島問題

さて、文学フリマ福岡において去年から言われているのが「離れ小島問題」です。ちなみに「離れ小島問題」というのは僕が勝手に命名しましたが、文フリ福岡に来られていた方なら、何のことを行っているかわかると思います。

文フリ福岡は都久志会館の4階で行われるのですが、そこには3つの部屋があります。一つは大部屋で、ここはもちろん出店会場に使われています。

それとは別に二つの小部屋があって、一つは見本誌置き場に使われています。それは別にいいのですが、少し問題なのはもう一つの小部屋が出店会場として使われていること。大部屋だけでは入りきらないサークルが、ここに集められているというわけなのですね。

文フリは基本的にジャンルで固められて配置されます。その結果、この小部屋には評論系のサークルばかりが集まることになってしまいました。その結果、評論系サークルの離れ小島は「ここも会場なのかな?」と思ってしまうほどの静けさとなってしまいました。基本的には小説を目当てに来ている人たちが、なんだか躊躇して入りづらいような雰囲気になっていたのです。

今年も会場の問題は解消されず、小部屋にもサークルが配置されていました。まあ、去年よりも出店サークルが増えたので当然のことではありますが…。個人的には会場を変えた方が良いのではという気もするのですが、そこは予算など様々な都合があるのでしょう。会場が変わらないという制約の中で、文フリのスタッフの方々もいくつか対策をされていたようでした。

まず、離れ小島は評論系のサークルではなく、小説系のサークルが配置されていました。これにより、幾分か入りにくさは緩和されたように思います。また、大部屋の方から小部屋の方へと看板や矢印で導線を作ってあり、その点は非常に良かったと思います。

ただ、会場の問題を一つ挙げるとするならば、出店サークルが増えたこともあってかやや手狭だったかなと感じます。特に僕が出店した場所は壁際だったのですが、向かいのテーブルとの距離が近すぎて、会場にいる人たちがその間をすれ違うのが難しい状況でした。これは同時に、一人でも机の前で立ち止まると通行が難しくなってしまうということでもあるわけで、ゆっくりとブースを見ることもままなりません。また、机と壁の間にもほとんど隙間がなく、ブースへ出入りするのもやや苦労しました。

抽選がないのは非常にありがたいのですが、このあたりも勘案する必要があるのかなと思いました。

まとめ

最後は少し愚痴っぽくなってしまいましたが、やっぱり福岡で文学フリマがあるというのは最高ですし、ぶっちゃけほとんど気にしていません。ただ、やっぱり次回以降は改善されていた方がいいかなと思ったので、ここに書かせていただいた次第です。

代表の森元さんを始め、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。来年の開催は未定ですが、今年と同様に10月下旬の開催を考えられているとのこと。次も絶対に参加いたします!

ABOUTこの記事をかいた人

あとーす

蓼食う本の虫 主宰。文芸同人「無間書房」で短編小説や140字小説を書いています。