伝説のケータイ小説『恋空』発売10周年を記念した『「恋空」10年目の真実 美嘉の歩んだ道』 12月24日発売

   

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『恋空』の発売10周年を記念した『「恋空」10年目の真実 美嘉の歩んだ道』が12月24日にKADOAKWAのアスキー・メディアワークスより発売されます。価格は1200円+税。

今の中高生が知らないかもしれませんが、2006年に刊行された『恋空』は間違いなくケータイ小説文化を力強く牽引し、いま20代くらいの人たちの読書スタイルを変えました。中学生の頃、朝読書の時間に女子たちが読んでいるのは『恋空』をはじめとしたケータイ小説でした。

今では見ることも少なくなりましたが、BOOKOFFなどの棚にもケータイ小説専用の棚が設けられ、そこにずらりと本が並べられていました。

当時から小説を書いていた僕は、誰かに「小説を書いてネットで公開している」と言う度に、「あー、ケータイ小説!? 今度読ませて!」と言われていて、それがものすごく悔しかったのを覚えています。ケータイ小説なんかと一緒にしないでほしい。そんな感情を中学生ながら抱いていたのを思い出します。

しかし、繰り返すようですが、魔法のiらんどを筆頭にして発展したケータイ小説は、一つの大きな文化圏を形成しました。あれから10年。56万部も売れた『恋空』の著者、美嘉氏の告白は、現代の文化事象・文学現象に触れることになるのかもしれません。

なんて、ケータイ小説にまだどこか嫌悪感が残っている僕としてはこのような書き方しかできないのですが、当時から魔法のiらんどで小説を読んだり投稿したりしていて、『恋空』も大好きだったという方にとっては、当時のことを思い出す大変いい機会であることは間違いありません。

発売日はクリスマスイブ。年の瀬に向かう街の中、本書を読みながら昔のことを思い出すというのもなかなかいいものではないでしょうか。

 

「恋空」特設サイトでは、「恋空10周年お祝い掲示板」も開設されています。

「恋空」特設サイト

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あとーす
あとーす
蓼食う本の虫 主宰。文芸同人「無間書房」で短編小説や140字小説を書いています。

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