蓼食う本の虫の週報【第4週】

こんにちは!蓼食う本の虫主宰のあとーすです。

 

今週の蓼食う本の虫

今週は以下の記事を公開いたしました!

 

チャットフィクションは日本でも新しいテキストコンテンツの形になり得るのか?

今月リリースされた「Balloon」をはじめとしたチャットフィクションアプリに関することを書いた記事です。新たなテキストコンテンツの形が今後どのようになっていくのか、見守って行きたいところです!

米国のティーン層にはめちゃくちゃ人気があるとのことなので、日本でも人気が出るかも?ただ、動画や漫画などのリッチコンテンツが多数ある中で、どのようにユーザーの可処分時間を奪っていくのかという課題があると思います。

まあ、圧倒的にうまいクリエイターが現れれば、そんなのぜんぜん関係ないと思うのですが…!

編集部トーク

あとーす
今週のお題は「書店で本を選ぶときの基準について」です!

僕も最近はAmazonで本を買うことがとても多くなったのですが、書店に足を運ぶ機会もまだまだあります。

指名買いはAmazonの方が便利ですけど、新たな本との出会いを求めるときには書店に行きますね。神田さんは、書店で本を買うときはどんな基準で書いますか?

神田
やはりタイトルの好みが大きいですね。

基本的にずらっと並んだ背表紙の中から気になったものを手に取ることが多いので。

その次は、表紙とあらすじです。

表紙が素敵だったり、あらすじが面白そうだったりしたら、すぐ「買おう」ってなっちゃいます。

あとーす
小説以外の本の場合は、僕もタイトルで決めちゃうことが多いですね。

最近気になっているのが「意志薄弱の文学史」というやつです。

未読の本があまりにも多いので、何とか購入をこらえていますが…。

でも、小説だと表紙買いしちゃうことが多いかもしれないですね。僕は基本的に小説はあらすじを読まずに読み始めることにしているので。

特に10代20代の若い人向けの小説って、表紙に力を入れていることが多いじゃないですか。イラスト調のやつで。

森見登美彦作品の表紙を描いてた中村佑介さんもそうだと思うんですけど、最近だと住野よる『君の膵臓を食べたい』の表紙描いてるloundrawさんとか、最果タヒ『グッドモーニング』文庫版の表紙描いてる大槻香奈さんとか。

そういう人たちの表紙を書店で見かけると、これも買っちゃおうかなあという気持ちになりますね。表紙の絵柄だけじゃ、内容ぜんぜんわからないんですけどね(笑)

でも、まあこんな表紙イラストだからたぶん自分の守備範囲内だろうなあとか、そういうことを考えながら買うことはありますよよね。

神田
確かに青春系の小説だと、綺麗な背景の中に少年少女が立っているだけで「面白そう……」って思ってしまいます。(笑)
そういえば、本の帯や店員さんの書いたポップなどはどうですか?
好きな作家さんが推薦していたら気になったりしません?
あとーす
ポップに関してはあんまり見ないですね。というのも、さっき言ったようにあらすじを知らないままで読み進めてみたいタイプなので…。

でも、帯の推薦文とかはめちゃくちゃ見ます。むしろ表紙の次はそこばっかり見てるかも。

「お、この本あの人が推薦してるじゃん」とニヤニヤしながら棚を回るのが好きです。同時に、「又吉直樹推薦!」が多すぎてそこもめちゃくちゃ面白いですけどね。芥川賞から随分と経ってますが、なかなか効果が強いですね…。

神田
小説家としての立場もそうですが、読書家としてもよく知らせれいるので必然的に多くなるのかもしれないですね。

そして、又吉さんが推薦しているなら確かに面白いかも、と思ってしまいますし。

小説を買う時、私もあまりポップを気にしていないのですが、漫画を買う時は割と店員
さんのコメントをチェックしますね。

こんなところが胸キュンポイントなんだとか、帯に載せられないような楽しみ方が書いてあったりするので!(笑)

あとーす
そういえば、長いこと漫画って買ってないですね。
中高生の頃は馬鹿みたいに買っていたはずなのですが…。貧乏性なので、漫画ってコスパ悪くないと思ってしまうところがあるんですよね。

この場合のコスパというのは、時間に対するコストのパフォーマンスのことなんですけど…。

たぶん、小説と漫画で同じ金額出したら、たぶん小説の方が長く楽しめるんだろうなーと思ったりして。そこ比べるのが適当じゃないってわかってるんですけどね(笑)

そういえば、古本屋で本を買うときも同じような買い方しますか?

僕はブックオフとかの大きな古本屋に行くと、大抵100円均一の棚の「あ行」から気になる作家の本がないか探してしまうんですよね…。あとはまあ、ある程度面白そうなタイトルがないかも探しますけど。

神田
古本屋だと目当ての作家目掛けて一直線になるの、すごく分かります。

本屋さんだと目立つ場所にキラキラした新刊が並んでいるのでついそっちに目が行ってしまうのですが、古本屋だと良い意味で冷静になれるので。

好きな作家のまだ読んでいない本を古本屋で見かけるとお得感はありますね。

ファンとしては失格かもしれませんが……。

あとーす
僕も自分が作家になったらすべての作品を新刊で買ってもらいたいと思うんですけど、でも実際、すべてを新刊で買うのってなかなか難しいですよね。経済的に。

社会人になってからは新刊を買うことも多くなってきたけど、中高生の頃は毎週のように古本屋に通ってて、そこでしか買ってなかったなあ。

僕は本谷希子さんと舞城王太郎さんの作品がそこそこ好きなんですけど、まだ全然読めてない本ばかりなんですよね。読むのが遅くて、全く追いつかないんですよね…。

そして、古本屋に行って「ま行」の棚に二人の小説がないか探すんですけど、まあ大抵あるんですよ。

もちろん読んだことのある作品はすべて把握してるんですけど、買ったはいいものの置きっ放しにしている作品とかまでは覚えきれていなくて、毎回棚の前で悩むんですよね。「あれ、もう買ってるっけ?」って。

で、どうしてもわからない場合は買うんですけど、2分の1くらいの確率で外すんですよね。この前も本棚を見たら、本谷有希子『江利子と絶対』が2冊置いてありました。デビュー作なんですけど、まだ読めてなくて…。

話がかなり逸れてきましたね。それでは、今週はこの辺で!

編集部メンバーが今週読んだ本

あとーすが読んだ本

先週に引き続き、今週も読むことができませんでした…。

ひとずはは仕事関係の本を読み進めなればと思っているところで小説も読みます…。

神田が読んだ本

『宇宙の声』星新一

実はまだ星新一のSSってあまり読んだことがなかったのですが、表題作「宇宙の声」、そしてもう一つの短編「まぼろしの星」ともに読み応えのある作品でした。

特に面白いなと思ったのが人以外の存在です。

宇宙の声ではロボットが、そして「まぼろしの星」ではペットの犬が旅する仲間として描かれていて、お話の構成もその特性をよく生かしたものになっているんです。

読みながら「さすがだなあ」と、無意識に声に出していました。

まとめ

私事ですが、しばらく福岡にいたところを熊本へ戻ってまいりました。

どこに移動しても暑いですね。ここのところ、週報で暑いとしか書いていないような気がします…。

僕は熊本の大学で日本文学の勉強をしていたのですが、一年生の頃からとにかく夏目漱石と小泉八雲の話を聞いていたのを覚えています。漱石の旧居も八雲の旧居も熊本にあるはずなのですが、行ったことがないので今度行ってみようかなあなどと思っています。

自分の出身地や住んでいる場所に縁のある文豪を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

それでは、来週もどうぞよろしくお願いいたします!

ABOUTこの記事をかいた人

あとーす

蓼食う本の虫 主宰。文芸同人「無間書房」で短編小説や140字小説を書いています。