第一回「徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞」作品募集中!締め切りは6月10日

徳島新聞社と徳島文学協会による文学賞「阿波しらさぎ文学賞」が創設され、作品を募集している。

締め切りは2018年6月10日。字数制限は原稿用紙15枚以内。徳島ゆかりの地域や文化、歴史、産業などを作中に登場させることが条件となる。

阿波しらさぎ文学賞の賞金は30万円。また、徳島出身者及び徳島在住者から選ばれる徳島新聞賞には10万円、25歳以下の応募者から選ばれる徳島文学協会賞には3万円が賞金として贈られる。

最終選考委員長は芥川賞作家の吉村萬壱氏が務める。

詳細は記事最下部に掲載する。

阿波しらさぎ文学賞にかける思いについて、徳島文学協会会長の佐々木さんよりお話を聞くことができた。


●阿波しらさぎ文学賞設立の経緯を教えてください。
徳島といえば阿波踊り人形浄瑠璃など古来より文化芸能が盛んな場所として知られ、最近ではアニメを通したユニークな町おこしが話題になっています。現代文学においても瀬戸内寂聴、北條民雄という偉大な小説家を輩出しており、改めて徳島には様々な文化が生まれる素地があることがわかります。しかし一方で、全国の地方都市同様、文化の都市部集中化や少子化のあおりを大きく受けており、活力に満ちているとは言い難いのも事実です。 そのような中で「阿波しらさぎ文学賞」は、文化的な面から地域創生の一つのきっかけを作ることができればという願いを込めて設立されました。

●この賞の目的を教えてください。
「阿波しらさぎ文学賞」に応募いただいた皆様の作品を通して、徳島という場所の持つ多様な面があぶりだされることで、徳島を再認識、再発見していただく機会になればと思います。また執筆活動を通して、多くの方に生きがいや心の豊かさを実感してもらい、真の地域活性化を促すことを目標としています。

●どのような作品が集まることを期待しますか?
より多くの方に文学、芸術に対する造詣を深めていただき、かつ徳島の地域や文化、歴史、産業に対して関心を持っていただけるよう、徳島をテーマにした作品を募集します。ただ単に徳島を賛美するのでは小説にはならないと思います。徳島のどんな側面をどのように切り取り一編の文学作品として成立させるのか、応募者の皆さんの大胆なアプローチを期待しています。


主催の徳島文学協会は、「徳島における文学シーンに全く新しい風を吹き込む芸術団体となること」を目指して設立された団体だ。会長は、今回コメントをいただいた四国大学教授の佐々義登氏。

名誉会員には、吉村萬壱氏、玄月氏、若松英輔氏と、名だたる小説家・評論家の名前が並ぶ。

文芸誌「徳島文學」の発行や文学賞応募の支援などをはじめとして、徳島の文化発展に寄与する活動を行なっているのが特徴的だ。

詳しい活動はこちらを参照してほしい
活動の紹介|徳島文学協会

原稿用紙15枚は、字数に換算すると6000字程度となる。集中して取り組めば1日で書ける字数だろう。

もちろん、時間をかけて良い作品にすることが望ましいが、これまで公募の文学賞に応募したことがない人でもチャレンジしやすい字数となっている。

作中には徳島ゆかりのものを登場させる必要があるため、これを機に徳島へ訪れてみるのも良いかもしれない。 

(以下、募集要項詳細)

◆募集資格  広く全国から募集 ※年齢、性別、職業、国籍は問いません。
◆募集作品  日本語で書かれた広義の小説作品 ※未発表のものに限ります。
※ただし徳島ゆかりの地域や文化、歴史、産業などを作中に登場させてください。
◆枚数  原稿用紙15枚以内
◆締め切り  2018年6月10日消印有効  
※締め切り後の作品の変更や、応募原稿の返却はできません。
◆書式  縦書きを原則とします。
※パソコン・ワープロ原稿の場合は400字詰原稿用紙での換算枚数を明記してください。表紙にタイトル・住所(徳島出身で県外在住の方はその旨お書きください)・氏名(ペンネームの場合は本名も)・年齢・職業・電話番号(あれば携帯電話も)を書き、作品にはページ番号をつけて右肩をホッチキスでしっかり綴じてください。応募はお1人につき1編とします。
◆最終選考委員長 吉村萬壱氏  ※なお選考経過に関するご質問にはお答えできません。
◆賞金 阿波しらさぎ文学賞 30万円 徳島新聞賞 10万円 徳島文学協会賞 3万円
※徳島新聞賞は徳島出身及び徳島在住者から、徳島文学協会賞は25歳以下の応募者から選ばれます。
◆発表  2018年8月下旬 徳島新聞紙上にて発表 ※著作権は徳島新聞社に帰属します。
◆応募作の宛先
徳島新聞社 事業局 事業部 〒770-8572 徳島県徳島市中徳島町2丁目5番地2
◆問い合わせ先
徳島文学協会事務局 〒771-3201 徳島県名西郡神山町阿野字方子103
メールアドレス society@t-bungaku.com
主催 徳島新聞社・徳島文学協会