2019本屋大賞発掘部門「超発掘本!」に神山裕右『サスツルギの亡霊』

4月9日の夜に発表される2019年本屋大賞の発表に先んじて、同賞発掘部門の「超発掘本!」に神山裕右『サスツルギの亡霊』が選ばれた。

発掘部門は、ジャンルを問わず、2017年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選んでいるもの。

「超発掘本!」は、その中からさらに選ばれた1冊に与えられる。

推薦者である蔦屋書店諏訪中洲店の立木恵里奈さんは、「南極という馴染みのない地を舞台に、越冬隊員達が殺害されていくというあまり例のない設定と、極寒の地へと誘う臨場感溢れる筆致で、真冬の暖かい部屋で読んでいても暖かさを感じず震えながら読んだ事を忘れられません」と述べている。

推薦者コメントの全文など、「超発掘本!」については下記を参照のこと

『発掘部門』投票結果 2019本屋大賞

記事を共有する