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書くのは宿命ですか

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和菓子 Owl (5,500 ポイント) 1/19 質問 執筆
 新聞の文化面、雑誌のインタビュー、どれを読んでいても、第一線で活躍されている作家先生は「小説を書くために生まれてきた(物語を作るために生まれてきた)」などとじぶんの宿命を自己引用するような気がします。たったひとりだけ、私が知る限り、村上春樹さんだけが「神宮球場で野球を観ていたときに書こうと思った」と後天的(?)な動機を語っていました。
 みなさんにとって、書くのは宿命でしょうか。それとも村上春樹さんのような感じでしょうか。「ほかにもこういうことを語っている作家さんがいるよ~」などありましたら、ぜひ教えていただきたいです!
あきか Snake (3,480 ポイント) 1/20 コメント
すみません、書く場所間違えました。

回答 5

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コユキ Snake (3,090 ポイント) 1/20 回答
和菓子 4/11 選択
 
ベストアンサー

物語を作るために生まれてきたとまでは思わないし、村上春樹さんほどサラッとしているわけでもないです。
真ん中ぐらいが近いでしょうか。
阿佐翠さんがご回答で仰っている、『持病』のようなものが一番近いのかな、などと思いました。

『持病』を患ってるなと感じたキャラクターを例に挙げます。
原秀則さんの漫画で『いつでも夢を』という、漫画家を主人公にした作品です。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09151626
作品の中で主人公の彼女が自殺未遂に至って、主人公はショックを受けます。
けれど主人公がもっとショックだったのは、この出来事を頭の中でネームにしてしまっている残酷な自分が居たからです。

酷いことがあっても、気付けばそれを『ネタ』にして頭の中で組み立てている、という感覚は自分にも経験があります。
それとは別に、誹謗中傷されていちど筆を折ったこともありますが、お話をつくることがやめられませんでした。
気が付くと何でもネタにしようとしたり、頭でお話に起こしてしまっている自分がいます。
どうにも、ものつくりから頭が離れないのです。

なので『持病』を、先天的などという宿命じみたものではなく、後天的に患っているのかなと思っています。

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おむぱんだ Crow (2,750 ポイント) 1/20 回答
作家さんが言っていた……と言うわけではないのですが、一つ、和菓子さんがおっしゃるところの村上春樹さんのコメントに近い例がありました。

  シナリオ創作の書籍を読みあさっていた時に目に止まった文章なのですが、このように記されていました。

「世の中の著名な作家、特に純文学の分野においては、みな一様に書くために生まれてきた。というようなことを言う」

「しかし、小説はある種の労働である。パターン化してしまえる作業とも言える。そのメカニズムを知ることで、小説は誰にでもかけるようになるのだ」

  と、いった内容でした。

  言われてみれば、例えばミステリやラノベなどの分野においてはなかなか「書くために生まれてきた」と言い切れる分野ではない気がしますし、そう考えると私もこの意見に賛成なのです。

(ラノベやミステリを貶めている訳ではありません。決して。)

  

  とにかく、ある程度の文を書く能力と語彙が備われば作文はできますし、その作文を作品に昇華する術。その術こそが重要なのではないかと思います。

  もちろん、何を書くか、誰を書くかなどは作者によりますし、それが逆にバリエーションとなり読者の好みを確立していくのだと思います。

  だからこそ、小説執筆は特別な誰かにしか成し遂げられないものである必要などないですよね。様々な観察眼、体験、思想、感情などを味わうために読むのであれば、誰もが書けるものであって欲しい。私は小説という媒体……ひいては言語についても、そのような願いを持っています。

  もし生まれた段階で小説を書くべきでない人が決められてしまうとしたら、そんな文化や娯楽に価値はないと断じられます。

  ですから、今回の和菓子さんの例に乗れば、私はどちらかといえば村上春樹さんのコメントに賛成です。
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あとーす Crow (2,440 ポイント) 1/20 回答

小学生の頃から小説を書いてるのですが、高校生くらいのときに「生きている時間は全て小説のネタにするために存在しているんだ…」と本気で考えていたことがあります。大して書いていなかったのに。そのときの感情は、ちょっと宿命を背負ってるぽかったと思います。

また、朝井リョウさんのインタビューを以前読んだことがあるのですが、独特の職業作家観だなあと思いました。お時間あれば。

【前編】直木賞作家・朝井リョウに聞く。会社員と作家を兼業してみえた、自分らしいワークバランス。

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阿佐翠 Crow (1,600 ポイント) 1/20 回答
書くことを宿命だと感じた経験は、今のところは無いですね。後天的な動機も、なんとなくアタリは付けられますがはっきりしない感じです。

ただ、強いて言うなら「持病」みたいなものなのかなと思ってます。小説に限らずかと思いますが、創作に至るアイデアやネタって無理やり捻り出すというより、降ってくるというか、湧いて出てくるようなところがありますよね。何気ない日々の思索なんかを、無意識のうちに作品の核として使っていたり。

「宿命」を感じている方々も、この手の天啓を得る的な感覚を持ってるんじゃないかと思うのですが、僕個人のそれは使命とか大いなる意志とかに突き動かされてる感じはないので、たぶん「持病」の類なんじゃないかなと感じています。
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あきか Snake (3,480 ポイント) 1/20 回答
自分も持病と言うものが近いかもしれません。
昔、絵を描くのが好きでした。大人になっても描いてるだろうと思っていました。
でも、結局いつのまにか楽しくなくなり(自分の画力がなさ過ぎて描きたい物が描けないとか、描きたい物がなくなってきた等々)、結局描かなくなりました。
そうして早数年。意外と平気なものです。
絵を習ってみたいなとは思いますが。

で、小説も自分にとってはそれと同じなのかもしれないなと考えています。
今は書きたい物があるから、その衝動のままに書き続けている。
でも、書きたい物がなくなったら書かなくなってしまう。それでも平気だと思う。
実際二回ぐらい書かなくなったことがありますし。
でもその時は三カ月もすれば、「あー、書きたい」となって書いている。
それが無くなったら、完全に書かなくなるのでしょうね。
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