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文体が特定の作家から影響を受けてしまっているが、それを脱するには?

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あきか Snake (3,480 ポイント) 1/24 質問 執筆
自分は文体が特定の作家から影響を受けてしまっている感じがするのですが、それを脱するにはどうしたらいいのでしょうか?

自分の場合趣味で書いてる部分が大きいので、それほど気にすることではないとはいえ多少は気になってしまいます。

特定作家から文体の影響を受けるのはあまりよろしくないとも聞きますし。

色々な作家の作品を読むようにしてみているものの、中々脱せない感じではあります。

というわけで、文体が特定作家からの影響が強いと感じる場合、その影響から脱する術はあるのでしょうか?

回答 6

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コユキ Snake (3,070 ポイント) 1/24 回答
あきか 1/27 選択
 
ベストアンサー
同じ悩みを抱えているので、参考にはならないかもですが書かせて頂きますね。

一番好きな作家さんの癖を抜くために色んな方の文体模写をしています。
けれど、自分の中に響いて抜け難いのはやはり一番好きな作家さんの言葉や表現です。
それでも色んな方の模写をすることで語彙や表現は増えてきているし、自分に響くものも新たに蓄積されている手応えはあります。
単純にもっともっと数をこなせばいいのかなぁなどと思っています。

また、系統の違う人の模写をする際に、自分の好みに響かないとなかなか大きな癖を抜くほどに入ってこない気がしています。
なので一番の作家さん以上に好きな人、同じぐらい好きな人を沢山見つけることで解決できないか、とも思っています。

好きな作家さんの文の仕組みを理解しようとした結果、その仕組みに凄く感銘を受けてしまって……。
既に回答欄で別の方が仰っているように、意識的に抜けば影響から脱せられる部分なのでしょう。
けれどその考え方が求めていたものに近すぎる、好きすぎるせいで、自分の中から抜くのが惜しくなっているのかも知れないです。
それに代わる考え方を自力で見つけるか、できなくても書き手の矜持として『その仕組みは他人のもの』と諦め、抜くのがいいのかも知れないですね。

悩んでる真っ最中のまま、やっていることを書かせて頂きました。
マイブームみたいなものだとは思っていますが、長く続くブームとの付き合い方は難しいですね。
自分自身も皆さんの回答を見て、お勉強させて頂きたいです。
あきか Snake (3,480 ポイント) 1/27 コメント
ユユキさん、回答ありがとうございます。
好きな作家さんを増やすのは良さそうですね。
現状読む作家はかなり偏っているので(色々読むようになったのはここ最近)、好きな作家を増やしてみようと思います。
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阿佐翠 Crow (1,600 ポイント) 1/24 回答
まず、個人的な経験から。

僕自身は、あきかさんの仰っている「いろいろな作家の作品を読む」ことにより、同様の悩みを脱しました。

文体は作家・作品によって差異が激しいですよね。ひとつの文体をとっても、自分にとって好みな部分といまいちな部分があったりして。そうすると、多くの種類の文体に触れ、そこから影響を受けていくうちに、それぞれの文体のいいとこ取りや、分解・組み替えなどを経て、自分流の新しい文体が生まれてくる。そんな感覚があります。

母数が多ければ多いほど、個々の文体の存在感は薄まっていくので、同時にオリジナリティも増していくのではないかと思っています。また単純に、使える文体のレパートリーが増えていくという点でも、作品の雰囲気や展開に幅が出せるようになって良いものと感じています。

 

ただ、あきかさんはこの方法では解消できなかったようなので……推測レベルですが、こういう方法はどうかなというのを考えてみました。

影響を受けた文体、それを用いる作家がはっきりと分かっているのであれば、「その文体がどういう作りで出来ているのか?」というのを分析してみるのがひとつの手かなと。

影響を受けてしまうほどの文体ということは、何かしら強い特徴がその文から滲み出ているものと思います。では、「文のどういったところからその特徴を強く感じるのだろう?」という点を探し出してみれば、その文体の仕組み・構造を理解することができそうですよね。こういう言葉遣いだからこういう雰囲気が出てるんだとか、一文の長さがこうで、一段落の長さがこうだから、などなど。

仕組みがわかるということは、逆を言えば、その仕組みを自作で用いるのを避けることもできますので……意識してそれを行えば、文体の影響も抑えられるのではないでしょうか?

 

推測の話なので実際に可能かは不明ですが、参考になりましたら幸いです。
あきか Snake (3,480 ポイント) 1/27 コメント
阿佐翠 さん、回答ありがとうございます。

影響を受けている作家さんの「ここのところがこの作家さんっぽい」と思うポイントはいくつかあるので、それを解析し意図的に避けるのは有効そうですね。
しばらく他の作家の写経をしてみた後に、改めてその作家さんの文を分析してみようかなと思います。
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おむぱんだ Crow (2,750 ポイント) 1/24 回答
文体模写がいいのではないか、と思います。

  あきかさんの場合は文体が影響を受けすぎている、ということなので、例えば全く似ていない文章を書く作家さんの文体模写などを繰り返すことで、だんだんと癖が抜けていくのではないかと思います。

  私も文体模写を毎日ちょこちょこと行なっていますが、偏った作者のみの模写は避けようと思い、複数の作家の作品を模写しています。

  そうしているうちに、やっぱり読んでいるだけではイマイチ掴めない感覚が無意識レベルでわかると思います。

  文の長さや句読点の位置などは、本当に手に染み付いていますから、文体模写を行うことでその癖の矯正がなされるのだと思います。

  最も手っ取り早く、かつ効果も高いと思いますので、似せたいなと思う作家さんの文体模写などされてみてはいかがでしょうか。
あきか Snake (3,480 ポイント) 1/27 コメント
おむぱんださん。回答ありがとうございます。
しばらく、その影響を受けた作家さん及びそれに近い文体の作家さんを避け、違う文体の作家さんのを写経してみます。
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和菓子 Owl (5,500 ポイント) 1/25 回答
 「文体」というのがなにを言い表しているのかわかりませんで、おそらくは「書いた感じ/読んだ感じ」のことかなあという気がしておりますので、そのあたりからひとつコメントやらせてもらいます。
 まず、質問文から「脱して、それでどうしたいのか」がひとつも読み取れませんでした。おそらくないのだと存じます。「とにかく金持ちになりたいけど、金持ちになってなにをしたいのかじぶんでもわかってないひと」のようでして、文体が似てくることよりもこちらのほうが優先的にまずい気がいたします。
 作家の特徴的な文体(?)は、目的地も現在地もわかっていない状態のよるべない物書きにとって「標識」となるものです。脱するとすれば、目的地と現在地を自力で把握して、じぶんでハンドル握って、じぶんで選んだ道をドライブして、なによりそのセルフドライビングやセルフディレクションを最大限――少なくともその作家が標識してくるところよりも――信じ切ることが欠かせないと思います。
 ですので、「自分の場合は趣味で書いているので、それほど気にすることはない」のようなことを明言して、目的地不在の状況をじぶんに許しているうちは、「仕組みの解析」(阿佐翠さん)や、「模写」(おむぱんださん/コユキさん)をしたところで、書いた感じ、あるいは読んだ感じが似てくるところから脱することはないと推察いたします。
 それはべつに文体に限らず、書く上で選択しなければならないことのすべてにまつわる話だと存じます。私もキャラクターを作るうえで迷子になり、どうしても冨樫義博先生や西尾維新先生、京極夏彦先生の描くキャラクターになっていくこともありました(ほぼ無自覚、ひとに言われて気づく…)。ネーミングが清涼飲料水先生のようになったり、テーマが舞城王太郎先生のようになったり、展開が乙一先生のようになったり、まあどこを見たって「影響」(標識)だらけで、中途半端に読んできたものが中途半端に入り込んできて、それは私が中途半端な物書きであったことの証左に外なりませんでした。
 「テーマは絶対にじぶんの書きたいものを書けていて、キャラクターもぜんぶじぶん自身のオリジナリティ要素にあふれていて、ストーリー性も類を見ないものになっていて、しかし文体だけが影響されている」なんて珍奇なことはないと存じます。おそらく文体以外にも、中途半端な部分は数多くあると思われます。
 解決策としましては、(1)作家の書いたものを読まない/参考にしない/意識しない、(2)じぶんの書きたいもの・ことを明確に意識する、(3)影響はあきらめるという三点になってくると思いますが、「趣味で書いている」ひとにとって、(1)(2)どちらも困難である場合が多いようです。(1)の読まない物書きの書くものはつまらなくなりやすいので評価してもらえず楽しくなくなり、(2)の問題をクリアすると趣味では終わらなくなってプロを目指したくなってしまいます。
 おすすめは(2)ですが、簡単にすすめられるようなことではなく、(3)が必定かなあという感じがします。なんにせよ問題となるポイントは、「脱してどうしたいのか」という点に約まっているような気がいたします。
あきか Snake (3,480 ポイント) 1/26 コメント
和菓子さん、回答ありがとうございます。

脱してどうしたいか。
考えた所、出てきたのは「憧れている文章と今の文章は違う。本当は、もっと硬い文章を書きたい」という気持ちでしょうか。
この辺の話はちょっと質問内容とずれそうだったので、省いてしまったのですが。
今の文章も、影響を受けた作家さんの文章も好きだけれど、書きたいのはそれじゃない。
絵で例えると、「アニメ絵ばっかり描いてきたけど、本当は油絵描きたい。厚塗りしたい」みたいな感覚でしょうか。アニメ絵好きだけれど。
(2)に関しては、昔からちょっと切ない感じのバトル物を書きたかったんだと思います。
……なんかここまで考えたら、バトル物かつその憧れる文章の写経でもすればいいんじゃないかと思いました。素直にそうします。
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ゆきみ Mouse (260 ポイント) 4/6 回答
回答失礼します。

僕も昔悩んでいました。しかし尊敬する物書きから教えていただいた考えがあるので参考までに。

「芸術は模倣からはじまる、と言う言葉があります。小説も同じでして特定の作者の文章を真似るだけでは所謂パクリと言う行為に当たります。しかし複数の作者の文章を組み合わせれば、それは貴方の文章と言えるとは思えませんか?これが自分の文章を作るということにあたると私は考えます」

とのことです。何が言いたいかと言えば、無理に影響から脱するのではなく、その作者の文章を自分のものとして取り込むのも選択としてはありなのではないでしょうか?

とりとめのない回答失礼しました。
あきか Snake (3,480 ポイント) 4/6 コメント
ありがとうございます。
文章以外の面に関しては、「多方面から影響受ければ、オリジナリティっぽい何かができる」と思って色々影響受けようとしている最中なので、文章にもそれを当てはめた方がいいかもしれませんね。
ちょっとやってみます。
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Mas Cat (460 ポイント) 5/13 回答
好きな作家10人のいいとこ取りがいいのですが......。

その前に”.文体とは何か?”

文章の構成要素を理解し、なにがどうなると誰の文体に近づくのか? が分からねばなりません。

レーモン・クノー の

文体練習

山口拓郎の

書かずに文章が上手くなるトレーニング

唐木 元の

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

この辺りを読んでみると良いかもしれません^ ^
あきか Snake (3,480 ポイント) 5/23 コメント
よく考えたら、好きな作家が10人もいないかもしれない。
うーん、読書の形よりが致命的かもなぁ。

それはさておき、オススメされた本読んでみますね。
ありがとうございました。
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