Genkoは、小説を書く人のためのQ&Aサイトです

小説に起承転結は必要ですか?

+2 支持
あとーす Crow (2,550 ポイント) 4/10 質問
タイトルそのまんまなのですが、小説に起承転結は必要でしょうか?

僕は割と起承転結なんて必要ないと思っている方だったのですが、優れている小説にはきちんと起承転結が存在しているような気がして…。

このサイトは自分でも書く人が集まっているのではないかと思いますので、ぜひ「書く」側からの意見をいただければと考えております。

回答 5

+3 支持
和菓子 Owl (5,500 ポイント) 4/11 回答
和菓子 4/11 編集
 どんな物語も途中から始まって、どんな物語も途中で終わります。なぜそんな不完全で未完成なものをわざわざ時間に沿って(というかお金を払って)追っていかなければならないのか、という身も蓋もない疑問に対してひとまず読者が自己納得する――あるいは読者に納得してもらう――ために必要な説得力のひとつかと思います。
 アリストテレスではありませんが、途中のくせに始まったことにして(起)、ひとまずみなさんに始まりと終わりがあることをほのめかして合意をとって(承)、急に後戻りできなくして(転)、途中のくせに終わったことにする(結)。フィクションの、その不都合を最小化する〈話術〉が「起承転結」です。
 つまり起承転結なんていうのは比喩的で、やっているのは具体的な話術(どうにかして話を聞かせること)でしょう。「だれかに話を聞かせるためにそれ自体が不都合である」ことを物語のなかで表現しないために使われる特殊なフィルターだといえます。この言いかたのほうこそ身も蓋もないかもしれませんが、起承転結「だから」聞くのです。
 だからといって、起承転結が必要かどうかという問いには「比喩だからなくてもぜんぜん困らない、べつに要らない」と答えたいところです。もちろんないならないで、この「途中から始まって途中で終わる」という聞かせる側の圧倒的な不利さ、聞かせるときに生じる絶望的な不都合さをどうやって解消するのか、というところでアイデアを振り絞ることになるのではないかと感じます。その当然の逆境を乗り越えてきた作品には、力作が多いのではないかと想像します。
 起承転結というのは、乱暴に言い換えると「途中から話すし、途中で終わるけど、ちゃんと始まったふりするし、ちゃんと終わったふりしてやるから、いいから俺の話聞けや」です。書き出しが大事~みたいなよくある教訓も、起承転結の価値観です。読者のことを信じていないのか、じぶんの腕を信じていないのか、はたまたもっとべつの力学なのか――起承転結の価値観が必要だ、という風潮になっております。すくなくとも商業のほうでは。
 これはむしろ逆質問といいますか、むしろあとーすさんのようなかたに問うてみたいのは、どうして途中から始まって途中で終わる話を聞きたいと思うのですか、もしそこに起承転結という枠組みがなかったらなにを頼りに「最後まで」読んだといえるようになるのですか、ということです。その画期的なアイデアがあれば、私は起承転結の価値観など捨て去ってしまって構わないと、ちょっぴり自信をもって言いたいです!
 
+2 支持
コユキ Snake (3,180 ポイント) 4/11 回答
コユキ 4/11 編集
読む側視点に近い回答になってしまうのですが、ご容赦ください。

自分は起承転結というより、結がない作品が苦手です。
小説から離れますが、昨今の萌え系4コマ漫画でよくある『4コマの体を取っているのにストーリー仕立てになっている作品』が苦手です。
大きな物語の流れがあるにせよ、4コマ漫画という体を取るのであれば、ひとつひとつの流れには結を付けて欲しいと思ってしまいます。
小説にしても、文章の終わり=物語の完結(それが作品内時間での終わりでないにせよ)であって欲しいです。

和菓子さんのご回答に『なにを頼りに最後まで読んだと言えるのですか』というお言葉がありましたが、自分もこの言葉に共感します。
その先に物語を空想するのが自由であったとしても、形としては終わった! という区切りが欲しいです。
自分がそういった小説を読むのが好きなので、書く場合も結のある小説を書きます。

ですので、
起承転結は必要か→好き好きだと思う (自分は余り読まないし、自分でも書かない)
になります。
0 支持
あきか Snake (3,540 ポイント) 4/11 回答
面白ければなんでもいいとは思います。
でも、起承転結(序破急や起結でもいいですが)がなくてかつ面白い物語というのが浮かびません。
所謂ゆるふわ四コマだの、日常系だのも、オチの強弱は別として起承転結はある感じがしますし。
結末をぼかすのもありますが、それ自体が一つの結末な気もしますし。
「両親の仇ッ!」で終わる某打ち切り漫画みたいなのは完全に結がない状態かもしれませんが、オチとしてはどうなのと思いますし。
別方向に面白いけど、作品の面白さじゃないし。
(俺達の戦いはこれからだエンドは、一応〆てるので結があると判断します)
というわけで、起承転結がなくて面白い物語ってかなり難易度高い、むしろないのでは、というのが私の認識です。

ちなみに書く側の意識としては、「普通に書いてれば自然と起承転結か序破急か起結のどれかにはなるだろう」という感じでそこまで意識していません。
意識するといいんですけどね、どこからどこまで起なのかとか考えるのが面倒くさい。
0 支持
匿名 4/12 回答
回答失礼します。
大なり小なり起承転結は必要だと僕は思います。

なければ、結局何が言いたい物語なのかわかりません。

道を歩くのに景色も変わらない平坦な道を歩くよりは、凹凸があって木々や動物を見れたりする方が面白いと思います。起承転結はそこに当たると思います。

また書くがわとしても作品の整合性がとりやすくなる上に、起と結さえ決めれば点と点に線を引くように承と転も決めやすくなるので書きやすいと考えます。


ついでに言うと起承転結のない作品って、実は言うほどないのではないかと。気づいてないだけで、書いていたら誰しも起承転結はつけてる気がします。

少なくとも起承転結のない作品を僕はあまり読んだことはないし、ない作品があれば読み終わった後に不完全燃焼確定でしょうね。

最初の方の文に繋がります。
結局これは何が言いたかったのか、と。
0 支持
Mas Cat (460 ポイント) 5/13 回答
必要だと考えます。

日本では起承転結、序破急などと呼ばれるこの考えはアメリカハリウッドでは”三幕構成”としてシド・フィールドがその理論をまとめています。

シド・フィールドはあらゆる古典映画、昔話から人の感情を強く揺さぶる物語にはある決まりが存在すると提唱しました。

これが三幕構成です。

この理論が現在の世界最大の映画産業、ハリウッドの脚本の基礎理論となっています。

小説でもゲームでも漫画でも音楽でさえも起承転結、三幕構成に基づいた構成がされています。

プロットの中には箱書きを中箱、小箱に分けて、それを曲線上にのせる 感情曲線表があります。

最近なら君の名は。の監督 新海さんがツイッター上でこの資料を公開しています。

a〜dパートの分かれ目でしっかり感情を揺さぶる計画がされているのがわかるはずです。

シド・フィールド

ブレイク・スナイダー

このあたりの人の著書を読むと更にその必要性が理解できるかと思います^ ^
...