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パソコンで小説を書くときに使えるおすすめのソフト・Webサービスまとめ

スマホの普及と共に、小説をスマホで書いてPCは使わない方も多くなっていると聞きます。しかし、長文を書くのであればPCを使った方がまだまだ効率が良いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、PCで小説を書くのにおすすめのソフト・Webサービスを紹介いたします。

Googleドキュメント

URL:https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/

一昔前であればMicrosoft Wordが小説を書く際に最初に出てくる選択肢でしたが、最近はGooogleドキュメントをメインで使っているという話をよく耳にします。

Googleドキュメントの利点は、クラウド上に書きかけのファイルを保存しておけるということ。たとえば、PCで書いてる小説をスマホでも確認したり修正したりすることができます。

また、基本的な操作はほぼWordと同じようにできるので、これまでWordで小説を書くのに慣れているという方でも、それほど苦労せずに以降することができると思います。

さらに、Googleドキュメントを使えば、他の人にリンク1つで共有することもできます。特に公募に送る前には他の人に読んでもらってフィードバックをもらうことがあるかと思いますが、そういった時に便利な機能です。

Gooogleドキュメントについては別の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひお読みください。

Googleドキュメントで小説を書こう

一太郎

URL:https://www.justsystems.com/jp/products/ichitaro/

小説を書く人々の間で密かな人気を集めているのが一太郎。現在30代前後の方は、小学校のパソコンの授業などで製品名を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

一太郎は、製品紹介ページで小説執筆に適した機能という項目が設けられるほど、小説を書く方向けの様々な機能を提供しています。

たとえば、同人誌の作成機能。「きまるスタイル」という機能を利用すると、小説同人誌用のスタイルを使うだけで、執筆した小説を入稿データにすることができます。

また、小説投稿サイトへ投稿するためのアシスト機能もあります。小説投稿サイトでは、それぞれルビを振るための記法が異なりますが、一太郎を使えば、各投稿サイトに応じた形でテキストファイルを出力することが可能です。

stone

URL:https://stone-type.jp/

stoneは、MacとiPadで利用できるテキストエディタです。

特徴は、とにかくデザインがシンプルで美しいこと。ワープロソフトは細かな設定などがあって画面がごちゃごちゃしがちですが、stoneはテキストエディタ上に表示される情報が絞られているので、執筆作業の際、文章を書くことだけに集中できます。

書式設定では、書体や文字組みの方向、文字の大きさ、行間などを変更できます。これにより、自分の心地良い設定で小説執筆を進めるらるのが嬉しいポイント。

長文を書く場合はGoogleドキュメントなどを使って異なるデバイスで共有できるようにしたいですが、短編小説を書く場合は、書き出しだけザッと書きたい場合などは、stoneを使うと気持ちよく執筆できます。

GitHub

URL:https://github.com

GitHubはテキストエディタではなく、主にプログラミングなどに使用されるツールなのですが、小説執筆にも役立ちます。

GitHubを使うと何が便利なのか。簡単にいうと、「小説のセーブデータ」を取ることができます。小説を書き進めていると、「少し前に手直ししたここの表現、元々どういう風に書いてたか確認したいな……」と思ったことはありませんか? そんなときに、GitHubを使えば、ある時点での小説のセーブデータを取ることができます。

ここでは、GitHubを使ってどのようにセーブデータを取ることができるかの説明は省略します。気になる方は、以下の記事をご覧ください。

Gitで「セーブデータ」を取りながら小説を管理する

(上記記事は厳密に言うとGitで小説を書くための入門記事になりますが、関連記事などもお読みいただけると、GitHubでのデータ管理の方法も分かるようになるかと思います。)

Nola

URL:https://nola-novel.com/

Nolaは、作家専用のエディターツールです。ブラウザ上で使うことができます。

小説を執筆する画面のほかに、プロットや登場人物などを整理するための専用の機能などもあります。アイディア出しから執筆まで1つのツールで完結させたい方におすすめのツールです。

また、ブラウザ上で動作するので、PCでもスマホでも使うことができ、執筆内容も共有できます。

Nolaについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。

【画像あり】小説執筆がはかどる「Nola」とは?特徴・使い方紹介

Notion

URL:https://notion.so

Notionは小説執筆専用のツールではありませんが、場合によっては強力な執筆ツールになるでしょう。

まず特徴的なのは、書いた小説のテキストなどを端末間で共有できること。ブラウザ上でも執筆・編集できますし、iOSやAnddoir向けのスマホアプリ、macOSやWindows向けのデスクトップアプリもあります。

また、テキストを書く以外にも、データベースを作ったり、カレンダーを表示したり、ファイルを管理したり……と様々な使い方ができます。機能をうまく組み合わせて使えば、小説執筆のほかにプロットや世界観の管理にも活用できるでしょう。

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ABOUTこの記事を書いた人

93年生まれ 「蓼食う本の虫」主宰。主な関心領域は小説をはじめとした文芸全般。好きな作家は太宰治、好きなキーボードはHHKB。