アニメーションの企画・製作を行う株式会社ツインエンジンと、IP プロデュース・作家マネジメントを行う株式会社ストレートエッジの2社が主催する文芸賞「アニメで世界へ!小説大賞」(略称:アニセカ小説大賞)の募集受付が開始されました。締切は2024年12月5日。賞金は最大100万円。
アニセカ小説大賞は、アニメ化を目指した公募の文芸賞。プロ、アマチュア不問で、字数指定は3万字以上。未完の作品でも応募できます。小説家になろうのシステムを利用した文芸賞で、同サイトに「アニセカ大賞1」のキーワードを設定するだけで応募が完了します。
主催するツインエンジンは、フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」を長年率いた山本幸治が2014年に設立。同社は、NetflixやPrime Video、bilibiliといった動画配信サービスと組み、動画の世界的な展開を行っています。最近では、アニメ『しかのこのこのここしたんたん』などが代表作。
同じく主催のストレートエッジは、『ソードアート・オンライン』の担当編集社としても有名な三木一馬が2016年に設立した会社。同社では、川原礫や鎌池和馬といったライトノベル作家や、新川帆立や三秋縋といった一般文芸の作家が契約作家となっています。
アニセカ小説大賞の選考では、アニメ化を本格的に検討するために、16のアニメーションスタジオが審査に参加。参加するスタジオは以下の通り。
ゼクシズ、WIT STUDIO、スタジオコロリド、team ヤマヒツヂ、NUT、ジェノスタジオ、studio daisy、Peakys、スタジオカフカ、BUGFILMS、スクーターフィルムズ、OUTLINE、チーム OneOne、NAGOMI、くるせる、EOTA
また、受賞作品の書籍刊行は、実業之日本社が担当する予定です。