電動昇降式デスク「FlexiSpot E7」を約1年前に購入しました。
……約1年前に購入したのですが、実際に使い始めてからは1ヶ月ほどになります。配送されてきたは良いものの、その大きさにビビり、組み立てが面倒なのではないかと気に病み、ずっと放置してしまっていたんですよね。
しかし、最近重い腰を上げて組み立ててみたところ、めちゃくちゃ便利で感動してしまいました。しかも、組み立ても思っていたほど面倒ではなかった! これは、どう考えても届いてすぐに使い始めるべきでした。
僕は普段、文字書きメインでPC作業をしています。そこに、この電動昇降式デスク「FlexiSpot E7」をどのように活用しているのか。実際に使ってみた感想などをお届けします。
(なお、机の上がカオスになっているため、レビュー中に写真は1枚も出てきません。あしからずご了承ください。)
なぜ電動昇降式デスクを購入したのか?
電動昇降式デスク自体の感想を書く前に、まずは電動昇降式デスクを購入しようと思った経緯についてご説明します。
前からずっと、電動昇降式のスタンディングデスクは欲しいと思っていたんです? なぜかって?
かっこいいからに決まっているじゃないですか!
……というのが理由の80%で、もう20%は、長時間のPC作業による肩こりや疲れに効くのではないか、という目論見がありました。
僕はここ3年くらい、自宅で仕事をしています。仕事の中心となるのはPC作業。また、趣味やライフワークもほとんどがPCを使うものです。具体的には、キーボードを使って文字を打ち込むような作業が多く、1日10時間以上はPCを使っていると思います。
そんな生活をしていると、もうめちゃくちゃに肩がこって仕方ないんですよね。幸いにも腰にはまだあまり来ていないのですが、この生活を続けていれば、僕の背面の骨という骨、筋肉という筋肉がバキバキになってしまうことは間違いありません。なるべくこまめに立ち上がるように気をつけているのですが、集中しているとそれを忘れてしまうことがあります。
そこで、前から気になっていた電動昇降式デスクに白羽の矢が立ったわけです。電動昇降式デスクを使い、立って仕事をしてみると何か良いらしい。それでは、実際に買って使ってみよう、というわけです。まあ、電動昇降式デスクというものは、別にスタンディングの高さにしなくても使えるので、最悪の場合は普通の机として使うという手もなくはありませんしね。
FlexiSpot E7を選んだ理由は?
というわけで、FlexiSpot E7を購入しました。
電動昇降式デスクはさまざまなメーカーから出ているのですが、さまざまなレビューを見ている時に一番名前をよく聞くのがFlexiSpotだったので、多少高くてもここで買おうと決めていました。
また、FlexiSpotの電動昇降式デスクにはいくつかの種類があります。これもまた色々なレビューを見たところ、E7が最も価格と機能のバランスが取れていると感じたので、こちらを選択しました。
ちなみに、FlexiSpot E7の通常価格は、公式サイトで57,200円。セール中は1万円以上安くなることが多いので、その時期を狙って買うのが良いでしょう。特に、僕みたいに開封を面倒くさがって、どうせ届いてすぐに使わないような方は……。
ちなみに、FlexiSpotの電動昇降式デスクとして最安のEF1は、通常価格が30,800円。セール期間中だと2万円強にまで値段が下がります。
参考までに、E7とEF1のスペックを簡単に比較してみましょう。
E7 | EF1 | |
---|---|---|
価格 | 57,200円 | 30,800円 |
昇降範囲 | 58-123cm | 71-121cm |
対応する天板 | 幅:120-210cm 奥行:60-80cm 厚み≧2cm | 幅:100-160cm 奥行:50-80cm 厚み≧2cm |
耐荷重 | 125kg | 70kg |
昇降速度 | 38mm/s | 25mm/s |
操作パネルの種類 | タッチパネル | 物理パネル |
本体重量 | 35.6kg | 22.1kg |
FlexiSpotは、基本的にでかくて強くなるほど高価になっていきます。そのため、作りたい机のでかさでどのモデルを買うかを決めるのが良いでしょう。
僕は最終的に、180cm×80cmサイズの天板を購入しました。これを乗せるにはEF1だと非力なので、E7を購入したというわけです。あとは、昇降速度は速いに越したことはないし、タッチパネルの方が操作しやすそうかな、と思ったのも購入の決め手になりました。
そのため、これからFlexiSpotを購入するという方は、どのくらいのサイズの天板をつけたいかによって購入するモデルを選ぶと良いでしょう。
組み立ては大変?
組み立てが億劫でほぼ1年放置していたわけですが、実際にやってみると、そんなに大変ではありませんでした。YouTubeをだらだら見ながら、1時間くらいで終わったのではないかと思います。
ちなみに、組み立ては2人以上で行うことが推奨されていますが、僕は1人でやりました。1人でも何とかなります。
組み立てには電動ドライバーを使うことが推奨されています。実際に作業してみたのですが、たしかに電動ドライバーがあったほうが楽だと感じました。特に、金具を天板に打ち込む作業は電動ドライバー無しでは出来ないと思います。
僕は「Original Xiaomi Mijia Electric Screwdriver Patent Cordless」というのを買って使ったのですが、金具を天板に打ち込む段になるとかなり非力で苦労しました。普通のインパクトドライバーを買ったほうが良いかもしれません。ただ、これでも何とかなることはなります。
実際に使ってみてどう?
実際に使ってみて、一言でいうと「良い感じ」です。
今回はかなり大きめの180cm×80cm天板を使っているのですが、非常に安定感があり、座り作業で机の上がグラグラするようなことはありません。
ただ、立ち作業のときは、激しくタイピングをしていると、設置しているディスプレイが少しグラグラすることがあります。しかし、これはそもそも激しくタイピングをしているのが良くないので、もう少し静かにタイピングすることで解決しようと思います……。
立って作業をすることについて、これで本当に肩こりなどが解消されるのかはわかりませんが、体感としては少し改善されたような気がします。というか、肩と腰のこりが激しくて座っていられないような時に、立って作業できるというのが一番良いですね。
また、寝起きでテンションが上がらないタイミングや、お昼ごはんの後で少し眠いタイミングなんかに使うのも良いですね。
文字を書く作業でいうと、アイディアに詰まった時に効果的だと思いました。思い切って散歩に行ったりするのも良いとは思うのですが、作業姿勢を変えるだけで頭が回りやすくなるのを感じます。
まとめ
電動昇降デスクもかなり良いのですが、個人的には、このデスクを購入したことで机の上がかなり広くなったことが凄く良いです。僕は色々なものを机の上にぽんぽんと放り出す悪い癖があり、以前のデスクでは作業スペースが窮屈になりがちだったのですが、今の机ではそんなことはありません。
文字を書く作業はノートPC1台を使って狭いところでも作業できますが、効率よく大量に文章を書く必要がある場合は、やはり作業スペースを広く取った方が良いと思います。
執筆作業は、思考速度、情報検索速度、タイピング速度などが作業効率に大きな影響を与えます。このあたりを改善するために、作業環境の中でもデスク、椅子、モニター、キーボードなどに投資をしていくのがおすすめです。
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