星新一生誕100周年記念『ショートショートなSF』が本日Kindle発売|筒井康隆ほか50名が書き下ろし

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星新一生誕100周年を記念し、日本SF作家クラブが編纂した書き下ろしアンソロジー『ショートショートなSF』(ハヤカワ文庫JA)が、2026年6月18日にKindleで発売された。筒井康隆をはじめ、現役作家50名によるショートショートが50篇収録されている。

星新一が築き上げた「短いSF」の伝統を、いまの作家たちが現代の発想で継承する企画だ。まえがきは井上雅彦、解説は高井信。星新一ショートショートコンテストや星新一賞出身の作家も参加している。

どんな本?

1篇ずつサッと読めるショートショートが50本入ったアンソロジー。筒井康隆の「楽天ボウル」をはじめ、新井素子、円城塔、小川一水、法月綸太郎、北野勇作、菅浩江、高山羽根子など、ベテランから新進気鋭まで顔ぶれが揃っている。

収録作品(全50篇)

以下、収録作品すべて(早川書房の発表記事より)。

  • 筒井康隆「楽天ボウル」
  • 梶尾真治「ユミと私の宇宙論」
  • 新井素子「花粉症事始め」
  • 高井信「豆か虫か」
  • 藤井青銅「ト〇〇○〇の日」
  • 江坂遊「手つなぎ鉄道心中」
  • 太田忠司「襖の向こう」
  • 菅浩江「亜麻色のインヘリタンス」
  • 草上仁「振込詐欺」
  • 傳田光洋「六畳の星座」
  • 深田亨「猫笑いの夜」
  • 井上雅彦「竜の高み」
  • 安土萌「ガイコツのいる美容室」
  • 斎藤肇「視線」
  • 奥田哲也「鈍色にびいろの荒野」
  • 田中哲弥「森の中」
  • 藤井俊「ショートショート★トーナメント」
  • 矢崎存美「心の声」
  • 法月綸太郎「寿限無じゆげむ対反魂香はんごんこう」
  • 北原尚彦「希少天使保護実験」
  • 北野勇作「亀たち」
  • 高野史緒「ささやかな神」
  • 林譲治「天狗党」
  • 小川一水「内銀河調停局一〇八号」
  • 円城塔「初等魔術教本断片modulo3」
  • 伊野隆之「南へと歩く」
  • 松崎有理「海の価値」
  • 宮内悠介「衝突」
  • 高山羽根子「JBのシンドン」
  • 坂永雄一「天動説の発見」
  • 酉島伝法「予鳥」
  • オキシタケヒコ「蝕」
  • 倉田タカシ「脳、または石」
  • 山本浩貴(いぬのせなか座)「偏秒」
  • 久永実木彦「帳尻が合う」
  • 赤野工作「/*ナイジェルによる引継書*/」
  • 日高トモキチ「ながいながい鼻のはなし」
  • 関元聡「冥王星行き貨物船」
  • 鵜川龍史「閉域観測」
  • 坂崎かおる「雪のかれら」
  • 溝渕久美子「環と線と」
  • 青島もうじき「鳥はさやかに」
  • 葦沢かもめ「SOUL.md」
  • 稲田一声「二・七八秒の針」
  • 犬怪寅日子「Myxogastria」
  • 灰谷魚「スイミングプールの底には魂が沈んでいる」
  • 大澤博隆「配慮の衝突」
  • 三宅陽一郎「ねごとラーニング」
  • 岡和田晃「十四カトルセ」
  • 岡田悠「鳥取空港 手荷物受取所」

こんな人におすすめ

  • 星新一のショートショートが好きな人
  • 通勤・寝る前に1篇ずつ読みたい人
  • 日本の現役SF作家の近作をまとめて味わいたい人

あわせて、日本SF作家クラブ編のアンソロジー既刊もチェックしてみてほしい。

関連書籍

Kindle版は1,584円(税込)。星新一ファンはもちろん、短いSFを気軽に楽しみたい人にもおすすめだ。気になったら、下のボタンから商品ページをチェックしてみてほしい。

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。