こんにちは、「思ってたより動くメロンパン」の真実無目むゆです。
「メロンパンだって動くのだ。物語が止まるはずがない。」をモットーに活動している我々ですが、来たる2016年10月30日(日)に開催される第2回文学フリマ福岡に出店いたします!!!
そもそも「文学フリマ、ってなんだ?」という方は以下のURLをご確認ください。
私からは、物書きであれば知っていて損はない最高にCoolなイベントである、ということだけお伝えしておきます。
さて、そのCoolなイベントに出店するにあたって、今回はこの場をお借りし、我々「思ってたより動くメロンパン」が頒布する予定の本を紹介しちゃいたいと思います。
「なんだこの珍妙な名前のサークルは?」と思っているであろうそこのあなたに、この機会に当サークルのことを少しでも知っていただきたく思います。
そして、あわよくば当日、我々のブースに足を運んでいただければ……なんて淡い希望を持っていたりもしますので、どうぞ!是非!何卒!後生ですから!よろしくお願いします!
地獄の沙汰も遺書次第
――天国行きか、地獄行きか?
地獄の沙汰を定めしものは、
まさかの「遺書」かもしれませぬ。
真実無目鬼「ほう?」
阿佐鬼「どうもねー、優れた遺書を書いた功績? 的なものを認めてくれと。で、地獄行きを取り消してほしいということらしい」
(本文より引用・一部改変)
閻魔大王が死者に定める、「天国」か「地獄」かの二択。もしもその選考材料に、「遺書」が含まれていたとしたら……?
閻魔の部下である三鬼たち(という体のサークルメンバー)がお送りする、死者たちの書いた遺書(という体の創作遺書)を選考する座談会の模様が、本となって文フリ福岡に登場!
あなたとの記憶は死後の世界まで大事に持っていきます。
さようなら。
ハードディスク
未来小学校五年
こんな遺書、あなただったらどう裁く!?
『じごさた』のここがすごい!
- まさかの「遺書」を題材とする、他に類を見ない企画本!
- サークルメンバーの作った創作遺書を選考し、「天国」行きか「地獄」行きか、はたまたそれ以外の場所(修理業者など)に推薦!
- 「天国」か「地獄」のどっちかにしろと言うのに、それ以外の場所(芸人養成所など)に推薦!
- 偉人の書いた遺書について語る「偉人遺書コラム」も収録!
- 総計5~6時間の座談会を書き起こし、138ページに圧縮!
- 普通に不謹慎!ごめんなさい!でも真面目にやっております!
瞬刊『憤怒』
――俺の怒りを、俺だけの憤怒を、勝手に還元するんじゃない。
第1回文学フリマ福岡の世紀刊『怠惰』に続く、二つ目の大罪。
僕らはいつも何かに怒っている。腹の底に渦巻く感情を抱えている。
メンバーそれぞれの、個人的な、あまりに個人的な「憤怒」を思い思いに書き散らした断章。
それが瞬刊『憤怒』だ。
瞬刊の名に相応しく、第2回文フリ福岡開催中に4度の発刊を予定!
蚊への怒りを原動力に世界を救う男の話を、4回に分けてリレー小説で掲載。
紙切れ一枚からも迸る「憤怒」を、文字通りお見逃しなきようご注意ください。
11:00~12:00 瞬刊憤怒第1号(怒者:真実無目むゆ)
12:00~13:00 同第2号(怒者:新士悟)
13:00~14:00 同第3号(怒者:阿佐翠)
14:00~15:00 同第4号(怒者:メンバー全員)
15:00~16:00 バックナンバー
さよならがいえない子どもたち
――動メロノベルの陽はまた昇る
冗談めいた宣言。しかし彼の言葉は、菜直の心を別の意味で駆り立てることになる。
二人のデートはこれでお開きになった。彼らはいつものようにお別れを言って手を振りあってそれぞれの帰路へ着いた。ただ一つ違ったのは、杉本菜直が清水絢斗に「また明日ね」とは言わなかったことだった。(「無限の結び目」より)
親友に、恋人に、家族に、そして世界に別れを告げる物語を中心に収録した本サークル第2作品集。
初版から表紙デザインを一新。
不安げな彼女が見つめる先は……? 腕から伸びる赤い糸の行方は……?
真実は全て裏表紙にある。(だから、是非、実物を見に来てください)
「無限の結び目」友薙直
「My heart is not in the Heart.」新士悟
「覚悟せよ、データに食われる日は近い」阿佐翠
「一二三番目の光」真実無目むゆ
「私の王国」新士悟
「果物の一種+よくある名前の少年の話」阿佐翠
※Collage Event Ade 5にて販売いたしました既刊になります。
増補版 動くメロンパン教経典
――あの『動くメロンパン教経典』が装いを新たに、文フリ福岡に帰ってきた(秒速5センチで)
あなたは、動くメロンパン教という宗教をご存知ですか?
知らなくていいです。内輪ネタみたいなもんです。
我々「動くメロンパン教」はたしか2014年の夏ごろに生まれた新興宗教です。
名前からして「どうせ動くメロンパンを崇める宗教なんだろ?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。キリスト教が何もキリストを崇めているわけではないのと同じです。空飛ぶスパゲッティなんたらとも無関係です。
「動くメロンパン教」の信仰対象は「最高にくだらない命題の中に隠れた神秘を見出そうとする行為そのもの」であり、いわゆる神様的な概念は存在しません。強いて言うなら自らの心に神様を生み出す、そんな宗教です。
決していかがわしくも胡散臭くもない、とは言い切れないところが多少なりともあるかもしれない、我が「動くメロンパン教」の教義の全てを詰め込んだ一冊が第1回文学フリマ福岡で無料頒布した「動くメロンパン教経典」です。
その名もズバリ、という感じも甚だしいネーミングですね。
しかしここだけの話、第1回文学フリマ福岡において、当サークルの出品物の中で最も早く完売したのはこの「経典」だったりもします。
好評を博した(?)「経典」を、今回、第2回文学フリマ福岡ということで新解釈を加えた「増補版動くメロンパン教経典」ということで頒布いたします!
「経典」の新要素はこれだ!
- 『お星さまのサンライズ』論争
- 「特急サンライズ」による第一矛盾に対する一考察
- コペルニクス的転回 ―真に動いているのはメロンパンか?我々か?―
- 動メロ教用語辞典
以前、手に取っていただいた方も、そうでない方も、心してお待ちください。
また、「動くメロンパンのパラドックスとは何ぞや?」と気になった方は、第2回文学フリマ福岡のWebカタログにて、より深く解説を行っているのでどうぞご覧ください。
既刊紹介
「怠惰」という感情をテーマに、「思ってたより動くメロンパン」のメンバー三人が送る文芸雑誌風同人誌。「エンタメ怠惰論」「昔話怠惰論」といった特集や、「二十一世紀怠惰しょうせつ賞」などを収録する。
タイムリープ系の物語すべてが抱えるジレンマに、ハイテンションで切りこんでいく表題作を始め、ジャンルを問わない6つの短編を収録した本サークル初の作品集。
第2回文学フリマ福岡では以上のようなラインナップを用意し、多くの方を手ぐすね引いて待ち構えております。もし文フリ福岡にいらっしゃる方は、是非、当サークルにも足を運んでいただければ幸いです。
また、重複する情報も多々あるとは思いますが、どうぞ、第2回文学フリマ福岡の当サークルのWebカタログもご覧ください。
最後になりましたが、お忙しい中、当サークルの紹介記事を掲載する機会を設けていただき、また記事の編集作業等を行ってくださった『蓼食う本の虫』様、本当にありがとうございました。
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