僕が小説をはじめてインターネット上に投稿したのは、とあるインターネット掲示板でした。その後、いわゆる「小説投稿サイト」というジャンルのWebサービスがあることを知り、様々な場所に投稿してみた経験があります。
小説を投稿するサービスにはどのようなものがあるのか、他の人がどのくらい投稿をしているのか、気になる方も多いかと思います。そこで、小説を投稿する場所についてのアンケートをとってみましたので、その結果を公開いたします。
アンケートの結果
Twitterでアンケートをとったところ、177名の方からご回答をいただきました。ご回答いただいた皆さま、ありがとうございました。
なお、僕のTwitteアカウントで募集をしましたので、属性にある程度の偏りがあるとは思います。
まずは回答者の属性から。
年齢に関しては20代が最も多く、次いで〜10代、30代が多かったです。性別は、圧倒的に女性が多いです。

というわけですので、大雑把な傾向としては「20代の女性が使っている小説投稿サービスに関する知見が集まっている」と考えていただいても良いかもしれません。詳細な分析をされたい方は、この記事の最後で回答をすべて記録したスプレッドシートを公開いたしますので、ご活用ください。
さて、今回のアンケートでは、小説を投稿する際によく使われているWebサービスの上位5つは以下のようになりました。なお、この項目は複数回答可です。
- pixiv…124名
- Twitter…86名
- 小説家になろう…44名
- カクヨム…36名
- エブリスタ…22名
pixivが最も多く、次点で意外と多いのがTwitter。
今回のアンケートでは、小説投稿サイト以外の回答項目としてTwitterとnoteを入れたのですが、圧倒的にTwtitteが多いですね。
ただし、Twitterを単独で使用している人は177名の中で1人だけ。回答全体を見ると単一のWebサービスに投稿している方は50人いらっしゃるので、Twitterは他のサービスと組み合わせるサブ的な意味合いが強いのではないかと考えられます。
Twitterの良い点に関しては、以下のような理由が挙げられていました。
数百字程度のごく短文でも気軽に投稿できる、人の目につきやすい等
反応が来やすい
小説投稿サイトなんか見ない人に届くツイッターが好きです
続いて、今回のアンケートでは1位になったpixivについての意見をみてみましょう。
設定などがあまり必要なく、その分ネットにあまり強くなくても簡単に投稿できるところ
二次創作が盛んである
初心者でも機能がわかりやすい
評価、ブックマーク、コメントがあり、アンケートも取る事ができる。書くならばサイト、見るならばアプリで手早く、と使い分けも可能。 ランキングがいくつか存在したり、読者がどこから来た(Googleで検索した、このCPで検索をしたなど)を確認することも可能。 ルビなど便利な機能もあり、充実したサービスである点が良い。
続いて、小説家になろう。
感想欄に「気になる点」というのがあり、時々ザクッときますが活動に活かせる仕様だと思います。
カクヨム。
シンプルなフォーマットで使い易いのが好きです。また、これはユーザーの傾向なのですが読み専が少ないせいか応援コメントやレビューがよく飛び交っている点も良いです。
最後にエブリスタ。
話が長くなっても複数ページに分けやすい
書籍化前提でない小さなコンテストが頻繁にある
このようになりました。
もちろん、ここですべての感想を取り上げられたわけではありません。気になる方は、以下にすべての回答を記録したスプレッドシートを貼りますので、ご参照ください。
小説を投稿する際に使っているWebサービスに関するアンケート(回答)
今回のアンケートでは特に性別に大きな偏りがありましたので、多くの方の参考にはならないかもしれません。しかし自分の属性に近い方の意見がありましたら、頭の隅にでも置いていただけると良いことがあるかもしれません。