講談社は、第43回の野間文芸新人賞の候補作品を9月29日に発表しました。候補作は以下のとおり。
- 井戸川射子「ここはとても速い川」
- 木崎みつ子「コンジュジ」
- 島口大樹「鳥がぼくらは祈り、」
- 杉本裕考「ピンク」
- 遠野遥「教育」
- 三国美千子「骨を撫でる」
野間文芸新人賞は、一般財団法人野間財団文化財団の主催する文芸賞。昭和16年に創設された野間文芸奨励賞を受け継ぎ、昭和54年に野間文芸新人賞と名称を改めて今日に至ります。前年9月1日から当年8月31日までに新しく発表された小説作品の中から、最も将来性のある新人の優秀作を選出。賞金は100万円。
第43回の選考委員は、小川洋子氏、川上弘美氏、高橋源一郎氏、長嶋有氏、保坂和志氏の5名となっています。発表は11月上旬に行われる予定。