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「けんご大賞」発表 ベストオブけんご賞に綾崎隼『死にたがりの君に贈る物語』

TikTokなどを中心にSNSで小説紹介を行うけんご氏が1人審査委員を務める「けんご大賞」が発表され、ベストオブけんご大賞に『死にたがりの君に贈る物語』が選ばれました。

同賞は、けんご氏が2021年に一番面白かった本を紹介するもの。ベストオブけんご大賞のほか、けんご大賞・特別賞合わせて11作品が選出されています。

【ベストオブけんご大賞】
『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)

【けんご大賞】
『N』(道尾秀介/集英社)
『オーラの発表会』(綿矢りさ/集英社)
『君の顔では泣けない』(君嶋彼方/KADOKAWA)
『月曜日の抹茶カフェ』(青山美智子/宝島社)
『白鳥とコウモリ』(東野圭吾/幻冬舎)
『ばにらさま』(山本文緒/文藝春秋)
『星を掬う』(町田そのこ/中央公論新社)
『檸檬先生』(珠川こおり/講談社)
『夜行秘密』(カツセマサヒコ/双葉社)

【特別賞】
『白い薔薇の淵まで』(中山可穂/河出書房新社)

著者・綾崎氏の受賞コメント
小説家になって12年。『死にたがりの君に贈る物語』は、これまでに頂いてきたファンレターへの返信のつもりで書いた本でした。しかし、けんごさんはこの本で、私の本を初めて手に取って下さったと聞きました。それが、少し不思議で、でも、とても素晴らしいことだと感じています。まだ出会えていないだけの読者さんが沢山いると信じて、今日まで作家を続けてきました。初めましての皆様に出会える素敵なチャンスを頂けたことに、深く感謝しています。

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ABOUTこの記事を書いた人

93年生まれ 「蓼食う本の虫」主宰。主な関心領域は小説をはじめとした文芸全般。好きな作家は太宰治、好きなキーボードはHHKB。