『夏物語』以来2年半ぶりとなる川上未映子氏の新作小説『春のこわいもの』が新潮社より刊行されました。感染症が爆発的流行(パンデミック)を起こす直前、東京で6人の男女が体験する、甘美きわまる地獄めぐりを描く物語。
同作は、Amazon参加のオーディオブックサービスAudibleでも配信。朗読は、「#家族募集します」「恋せぬふたり」などに出演する俳優の岸井ゆきの氏が務めています。
川上未映子氏は大阪生まれの小説家。2007年に『わたくし率 イン 歯ー、または世界』を講談社より刊行し、2008年に『乳と卵』で芥川賞を受賞。2019年に日本で刊行された『夏物語』は四十数カ国後に翻訳されて、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリアなどでベストセラーとなっています。