ネット小説では純文学に居場所がないということを改めて知った
前回寄稿した『「文芸誌連載小説のスマホ無料公開」から考える純文学の「流通」について』という記事の特に前編が広く読まれたというのはとても有り難いことだった。というわけで前回同様に、今回もとある記事における純文学の「語り方」…
前回寄稿した『「文芸誌連載小説のスマホ無料公開」から考える純文学の「流通」について』という記事の特に前編が広く読まれたというのはとても有り難いことだった。というわけで前回同様に、今回もとある記事における純文学の「語り方」…
『「文芸誌連載小説のスマホ無料公開」から考える純文学の「流通」について』の前編・後編を御読み頂きました皆様、まことに有り難うございました。特に前編は結構広く読んで頂けたらしくて感謝の極みでございます。 原稿を編集様に送信…
※前編はこちら→「文芸誌連載小説のスマホ無料公開」から考える純文学の「流通」について【前編】 さて、これからの文章を読むにあたっては、改めて前編でも紹介した以下の記事を読んで頂きたいと思う。 …
2017年9月7日のこと。 僕のタイムラインに興味深いニュースが流れてきた。 新潮新人賞・三島由紀夫賞作家の上田岳弘の新作『キュー』が、文芸雑誌『新潮』と同時連載でYahoo! JAPANのスマートフォン版でも無料公開さ…
1.肉体の延長 道具は肉体の延長である、という考え方がある。 箸は指の延長、自転車は脚の延長、衣服は肌の延長、といった具合に。 肉体の延長としての道具……少しだけ解釈を変えてみれば、肉体を何らかの方向へと延長させる道具。…