書くいかにして地方文学賞を受賞したか?──「賞レース」として考える実作 2019.02.02 大滝 瓶太あまりにも当たり前すぎて今更いうにいえないのだけど、「賞が欲しいから小説を書く」というスタンスのダサさはハンパない。そんなやつ小説やめろよ、っておもう。 賞は運の要素も大きく「ぜったい」がないし、そもそも書き手も読み手も…
読む吉村萬壱『真空土練機』/ふたつの想像力をつなぐもの 2018.02.19 大滝 瓶太どんなに「たのしい」とおもっていても、小説を書くことには大きなコストがともなうもので、書いている最中は基本的に「しんどい」。ぼく自身もほそぼそと実作をやるけれど、書いている途中に嫌になったりしがちで、完成することなんて年…