読書家に贈る読書本 / ピエール・バイヤール著, 大浦 康介訳『読んでいない本について堂々と語る方法』
『読んでいない本について堂々と語る方法』は2007年にフランスで出版されたベストセラーであり、翌年日本で出版されたのち現在に至るまで度々話題にのぼる定番の読書本です。 昨年にはフジテレビの番組「セブンルール」で、東京の書…
『読んでいない本について堂々と語る方法』は2007年にフランスで出版されたベストセラーであり、翌年日本で出版されたのち現在に至るまで度々話題にのぼる定番の読書本です。 昨年にはフジテレビの番組「セブンルール」で、東京の書…
多くの少女たちの心に残る作品を残し、51才という若さでこの世を去った氷室冴子。『なんて素敵にジャパネスク』『クララ白書』などを世に送り出し、コバルト文庫を代表する作家ともいえる彼女は今でも多くの人々に愛されています。そん…
漫画『鬼滅の刃』の社会現象化にともない、より私たちの身近に感じるようになった大正時代。昨今、心なしか大正時代を舞台にした漫画や小説に注目が集まっているように思います。 そんな大正時代を舞台にした作品には「女学生」を取り扱…
「日本の純文学はもう終わり」そういわれていた時代があったことをご存知でしょうか。それは昭和の終わり、批評の対象にマンガやアニメが入ってきた頃のことです。 批評家の柄谷行人氏は論文『近代文学の終り』で「日本の純文学小説は…
子どもができた 子どもができた。半分は想定内で、半分は想定外だった。 驚きはしたものの、普通に喜んだ。子どもができたからといって小説を書いていくことになんの変化も生じない。今のまま書いていけると思ったからだ。 けれども、…