第二回「徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞」作品募集中!締め切りは6月10日

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徳島新聞社と徳島文学協会による文学賞「阿波しらさぎ文学賞」が作品を募集している。昨年2018年に創設され、今回が二回目の開催となる。

締め切りは2019年6月10日。字数制限は400字詰の原稿用紙15枚以内。徳島ゆかりの地域や文化、歴史、産業などを作中に登場させることが条件となる。

阿波しらさぎ文学賞の賞金は30万円。また、徳島出身者及び徳島在住者から選ばれる徳島新聞賞には10万円、25歳以下の応募者から選ばれる徳島文学協会賞には3万円が賞金として贈られる。

最終選考委員長は芥川賞作家の吉村萬壱氏。受賞作の発表は2019年8月で、徳島新聞紙上および徳島新聞ホームページに掲載される。

前回の阿波しらさぎ文学賞受賞者・大滝瓶太氏による地方文学賞についての記事も蓼食う本の虫で公開しているので、応募前にぜひこちらもお読みいただきたい。

いかにして地方文学賞を受賞したか?──「賞レース」として考える実作

前回の阿波しらさぎ文学賞受賞作品は「ポストモダンSFめいた小説」であったと受賞者の大滝瓶太氏が上記の記事で語っている。既存の地方文学賞では拾い上げきれなかった、実験的・前衛的な小説にも受賞の可能性がある。

詳しい募集要項は、公式サイトを参照のこと。

阿波しらさぎ文学賞

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。