イースト・プレスより、『文豪の愛した猫』が9月10日に刊行されます。
多くの名作を残した文豪たちは、いかにして人生さえも左右するほどの猫と出会い、どのようにして愛し、いかにして別れを惜しんだのか。本書では、そんな知られざる文豪たちの素顔に、愛猫と結んだ「絆の物語」から迫っています。
国内外40名の文豪を収録。写真やイラスト付きで紹介されています。
▼内容の一部
・夏目漱石 … 背中に猫をのせたまま新聞を読みふけっていた・谷崎潤一郎 … 美しくわがままな猫を熱狂的に愛した
・内田百閒 … 愛猫が失踪し、風呂にも入らずに泣き続けた
・大佛次郎 … 500匹の猫と暮らした文豪一の愛猫家
・室生犀星 … 暖をとる猫のかわいさに、火鉢の火加減を調整して世話を焼いていた
・アーネスト・ヘミングウェイ … 6本指をもつ「幸福の猫」のいる60数匹の猫たちと一緒に暮らした
・エドガー・アラン・ポー … 貧しい生活の中で、胸に猫を抱いてわずかな暖をとっていた