文豪の関係性を解説する『文豪たちの友情』が新潮社より発売

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新潮社は、文豪の関係性を解説した文豪本である石井千湖『文豪たちの友情』を8月30日に発売しました。

本書では、佐藤春夫と堀口大學、室生犀星と萩原朔太郎、志賀直哉と武者小路実篤、川端康成と横光利一、正岡子規と夏目漱石、石川啄木と金田一京助、国木田独歩と田山花袋、芥川龍之介と菊池寛、太宰治と坂口安吾、梶井基次郎と三好達治、泉鏡花と徳田秋聲、中原中也と小林秀雄etc.. と、30名以上の名だたる文豪たちのエピソードが「友情」という切り口で紹介されています。

▼紹介エピソードの一部

  • 佐藤春夫と堀口大學は、仲良しすぎて恋人だと疑われた?
  • 芥川龍之介は友達を思って己のパンツを貸した?
  • 国木田独歩と田山花袋はケンカばかりなのに同棲していた?
  • 「ぼくのお父さんになって!」と懇願される夏目漱石?

装画は、人気ゲーム「刀剣乱舞」のイラストレーターとしても活躍するシラノ氏。表紙を含め、4枚の描き下ろしイラストが掲載されています。

本書の単行本版は2018年に立東舎より出版されていますが、文庫版では1章分が書き下ろされ、「夏目漱石と門下生たち」「志賀直哉と弟子たち」「江戸川乱歩と仲間たち」といった「疑似家族」的な関係性についても掘り下げられています。

▼著者コメント
編集者に「文豪について書いてほしい」と頼まれたときに「友情」というテーマを思いついたのは、大学時代の友人が語って聞かせてくれた萩原朔太郎と室生犀星の仲良しエピソードがきっかけです。資料を調べてみると、毎日会いながら手紙も送ったり、どちらかが困窮したら献身的に支えたり、一言で「友情」と要約するにはあまりにも巨大な感情が渦巻いていました。本書が文豪たちの関係性の魅力を伝えることができていれば幸いです。

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。