芸人11人の5首連作を掲載した『芸人短歌』が第三十三回文フリ東京で頒布

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芸人11人による短歌の5首連作が掲載された雑誌『芸人短歌』が第三十三回文学フリマ東京で頒布されます。1冊400円。

参加芸人は以下の通り。

  • 大久保八億
  • 岡田萌枝
  • かが屋加賀
  • ガクヅケ木田
  • ガクヅケ船引
  • キズマシーンSAMIDARE
  • 車海老のダンス根本
  • コガラシガーナ鈴木ジェロニモ
  • サツマカワRPG
  • ブティックあゆみ
  • レッドブルつばさ

以下、企画・編集を務める井口可奈氏によるコメントです。

それぞれの芸人の世界観がたっぷりとつまった5首連作は、個性的で魅力にあふれています。

キズマシーンSAMIDARE、コガラシガーナ鈴木ジェロニモの短歌投稿常連勢の作品からはたしかな実力を感じることができ、かが屋加賀、車海老のダンス根本の作品には人生が描かれています。岡田萌枝の5首は摩訶不思議で、短歌というものの自由さについて考えさせられます。ガクヅケ船引の短歌的な引力とユーモアの融合には思わず笑わされてしまいます。ガクヅケの木田の作品は木田を煮詰めた呪いのようです。ブティックあゆみの作品には共感を感じる方も多いでしょうし、レッドブルつばさの作品は彼のネタから垣間見えるような良い意味での気持ち悪さが詰まっています。サツマカワRPGの作品は彼の狂気を膨らませた短歌を超えて短歌に回帰するような不可思議なものです。大久保八億の連作はねじれの位置のようで、確かにこの世界にあるけど出会わないかもしれない風景を思わせます。

そのほか、書ききれないほどの魅力と強い個性が詰まった作品群となっております。

文学フリマ東京では、セ-21「いぐちかなのおみせ」での頒布。文フリ終了後は、詩歌を中心として書店である「がたんとごん」の通販サイトで購入することが可能です。

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。