第11回ポプラ社小説新人賞受賞作品 菰野江名氏による『つぎはぐ、さんかく』が1/30(月)に刊行

株式会社ポプラ社は、第11回ポプラ社新人賞受賞作品・菰野江名氏による『つぎはぐ、さんかく』を1月30日(月)に刊行します。

あらすじ

惣菜と珈琲のお店「△(さんかく)」を営むヒロは、晴太、中学三年生の蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に学校へ出かける。

しかしある日、蒼は中学卒業とともに家を出たいと言い始める。これまでの穏やかな日々を続けていきたいヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていた 。

 

著者メッセージ

素朴で必死な三人の暮らしを書きました。

読後、誰かとごはんが食べたい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

 

ポプラ社デビューの作家から応援の声

ページをめくるたびに、炊きたてのご飯や湯気のたつお惣菜、ひきたてのコーヒーなど、様々な香りが漂ってきて胸がいっぱいになりました。

主人公のヒロが、自分の足で、手で、自らの世界を広げていく。その姿に勇気をもらい、感動しました。

晴太と蒼、それぞれの温もりが最高です。

小川 糸

 

丁寧に作られるお惣菜と、穏やかに流れる時間。

ちょっぴり疲れた心のほころびもそっと継ぎ合わせてくれそうな物語です。

伊吹有喜

 

ヒロのいい意味での折り合いのつけ方がとてもよかったです。

タイトルの 、つぎはぐ 、もいいですね。 口にしたくなる言葉です 。

三兄弟のお話でスタートを切った菰野さん。

次は何を読ませてくれるのか。 期待しています 。

小野寺史宜

 

大切な友人の話に静かに耳を傾けるように

読んでほしい本です。

寺地はるな

菰野江名(こもの・えな)氏は、「つぎはぐ、さんかく」(応募時の「つぎはぐ△」を改題)で第11回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。現役の裁判所書記官。

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