小説を書くならどのサイトがいいの?小説投稿サイトおすすめ6選

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これから小説を書こうと思っている方、あるいはすでに小説を少しでも書いている方であれば、「ネット小説」や「Web小説」という名前を聞いたことがあるでしょう。

小説家としてデビューするには、各出版社が開催している新人賞で受賞するなどするのが王道ですが、近年はいわゆる「小説投稿サイト」に掲載された作品がインターネット上で人気を博し、そのまま商業デビューするということも増えています。

また、デビューを目指していなくても、自分の書いた小説を手軽に公開することもできます。自分でサイトやブログを作る手間が省けるので、創作に集中することができます。

ところが、昨今のWeb小説ブームの流れの中で、大小さまざまな小説投稿サイトが設立されています。初めて小説をネット上に公開しようとしている方にとっては、どこを選んでいいのかわからない状況でしょう。

そこで今回は、数ある小説投稿サイトの中から、初心者の方におすすめしたいサイトを紹介いたします!

 

小説家になろう

「小説家になろう」は、Web小説のブームを築いた元祖とも言うべき投稿サイトです。どこに登録したらいいか分からなくて、特にこだわりがないという方は、こちらに登録してみるといいでしょう。

長年運営しているということもあり、物書きの間での知名度は抜群。投稿している人の数も多いです。また、過去にはライトのベル系を中心として多数の作品が小説家になろうから書籍化されています。

注意したいのは、このサイトにはいわゆる「なろう系」と呼ばれる作品が多いということ。ライトノベルの中でも、やや偏ったジャンルが好まれる傾向にあります。

特に異世界転生ものの作品の人気が高く、過去のジャンル再編成では専用のカテゴリが用意され、ランキングも別に用意されたほどです。

また、元は個人サイトだったということもあってか、サイトデザインに少し古臭さを感じます。その分、テキスト自体に集中することもできますので、この辺りは好みの問題ですね。

小説家になろう

エブリスタ

小説家になろうと比べると、いわゆる「ライト文芸」と呼ばれる作品が多い印象を受けます。

書籍化の事例も多数ありますが、それよりも注目したいのはコンテストの多さ。大手サイトでは、賞金金額の高いものが数ヶ月スパンで開催されるところが多いのですが、エブリスタは気軽に参加できるコンテストが1ヶ月のうちに何度も開催されています。

また、写真フリー素材のぱくたそとコラボでコンテスト企画を立ち上げたり、同人誌即売会の文学フリマの試し読み機能を実装するなど、フットワークが軽いのもエブリスタの特徴です。

サイトデザインも、小説家になろうと比べるとすっきりしています。ライトノベル以外の路線で書きたいという方は、こちらを最初の投稿サイトに選ぶのもいいでしょう。

エブリスタ

Pixiv

イラスト投稿サービスとしての印象が強いPixivですが、小説投稿のための機能も備えています。

ただし、他の小説投稿サイトと違うのは、圧倒的に二次創作の作品が多いということ。これは、イラストサービスをメインに運用しているということと関連しているのでしょう。

最近は「ピクシブ文芸」というサイトを立ち上げ、一次創作の小説にも力を入れている様子。こちらのサイトは、システムはPixivのものを使って、掲載だけが別の場所で行われるという仕組みになっています。

イラストなどを描いていて、すでにPixivのアカウントを持っているという方は、小説もこちらにまとめて投稿するのが便利でしょう。

Pixiv

カクヨム

大手出版社であるKADOKAWAと、インターネットサービスに強みを持つはてながタッグを組んで開発・運用しているのが「カクヨム」。ここまで紹介したサービスに比べると、まだできてから随分と日が浅いサイトです。

しかし、大手出版社が直接運用しているということもあり、書籍化への道が分かりやすいというのが特徴。コンテストの賞金も各ジャンル毎に出版+賞金100万円と、大判振る舞いをしています。

また、はてなといえば「はてなブログ」や「はてなブックマーク」といったインターネットにおける情報の発信源となるサービスを開発している企業です。KADOKAWAはライトノベル作品が多いですが、はてなの文脈から流入してくる人たちが、ネット小説に新たな風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。

カクヨム

taskey

新興の小説投稿サイトとして異彩を放つのが「taskey」。英語や中国語などでの同時展開、翻訳機能、投稿された画像を表紙として利用できるなど、革新的なサービスを打ち出してきました。

2017年2月にフルリニューアルが予定されており、上記の予定は見直される予定ではありますが、今後も想像もしなかったような機能やサービスが実装されることに期待が持てます。

後発のサイトは個人運営しているところも多いのですが、こちらは法人である株式会社taskeyが運営しており、腰を据えて取り組もうとする姿勢が伺えます。

少し他の人とは違う投稿サイトを使ってみたいという方は、taskeyの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

taskey

魔法のiらんどNOVEL

私と同じ年代(20代前半)の方は、中高生の頃に『恋空』をはじめとしたケータイ小説ブームを経験していることでしょう。

「魔法のiらんどNOVEL」は、そんなケータイ小説ブームを牽引した投稿サイトのひとつです。『恋空』の刊行から10年が経ち、ケータイ小説という言葉を耳にすることも少なくなりましたが、まだ運営が継続されています。

ケータイ小説は、女性による女性のための小説という色合いが強いです。そういう作品を読んだり書いたりするのが好きだという方は、最初からここで投稿すると親和性が高いでしょう。

魔法のiらんどNOVEL

Web小説から作家デビューも夢じゃない?

冒頭でも書きましたが、最近は投稿サイトでWeb小説を書き、そこから火がついてデビューするという人も増えてきました。

小説家になろう出身で今も活躍されている方々10人へのインタビューを掲載した『読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式』という本も出版されています。

Web小説は従来の小説とは作法や受けるものが違うこともありますので、Web小説に投稿してゆくゆくはプロ作家になりたいという方は、こちらを読んで勉強してみるのも良いかもしれません。

 

また、さらにWeb小説のことを知りたいという方には『ウェブ小説の方程式』という本もあります。

こちらは小説を書くためのテクニックといいうよりも、Web小説の流通などに関することが書かれているものですので、実作には直接影響はしないかもしれません。ただ、市場を知っておくとWebで受ける小説も分かってくるはずんなので、公募の賞よりもWeb小説に未来を感じている人はこちらも手にとってみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、小説投稿サイト初心者の方のために、おすすめのサイトを6つ紹介いたしました!

この他にも様々な投稿サイトがありますが、まずはこの辺りを押さえておけば大丈夫です。

小説投稿サイトは、基本的に同じ作品を複数のサイトに掲載することを認めているところが多いです。実際に、いくつかのサイトに投稿して、それぞれの反応を見ている方もいらっしゃいます。更新作業は大変になりますが、多くの人に見てもらえるようになりますので、バランスを見ながら複数サイトへの投稿も検討してみましょう。