小説を書くときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(中編:PCで執筆するときは何を使う?その2)

小説を執筆するときに、どんなソフトやアプリを使っていますか?

前回の記事では、PCで特に使用率の高いソフトを紹介いたしました。

小説を執筆するときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(前編:PCで執筆するときは何を使う?)

今回は、使用者こそ多くないものの便利なソフトの紹介をしていきます。あなたの知らないソフトがたくさん出てくるかも? ぜひチェックしてみてください~!!

PCでの執筆で使われているソフト

前編では、よく使われているMicrosoft Word、メモ帳、Evernote、一太郎を紹介いたしました。

今回は、アンケートを取った中で使っている人が2人以下のソフトやエディタを載せていきます。

TeraPad

tera

Terapadはフリーのテキストエディタ。

挙動の軽さと、その割りには高機能であることが愛されている理由の一つです。

【TeraPadとは?】
寺尾進氏が開発・提供をしているフリーのテキストエディタ。
1999年に初版がリリースされ、それから15年以上も多くの人に愛されています。

小説執筆だけではなく、プログラミングをする際に便利な機能が豊富です。

Windows8まで対応しており、Windows10でも動作するようです。

 

【使っている方の意見】

良い点のみ。
検索、置換能力の高い。改行タグで検索できるため3行空いてる場所、改行の後に「がある場所、などが検索、置換できる。ベタ打ちHPをしていた名残もあります。
挙動が軽い。

 

【参考】
TeraPad – 窓の杜ライブラリ

ワードパッド

pad

ワードパッドも、メモ帳やWordと共にWindowsに標準でインストールされていることが多いので、なんとなく使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

メモ帳より多機能ですが、Wordよりもシンプルなので、小説を執筆するときにちょっとだけワープロ機能を使いたいという方は、Wordよりもこちらを使ってみるといいかもしれません。

 

【使っている方の意見】

メモ帳と違い別のソフトにコピペする際よくわからないところで改行されることがない
初めからPCに搭載されていて、簡単に始められたから。特に悪い点はありません

ArtOfWords

art

ArtOfWordsは小説執筆に特化したフリーソフト。

テキストの入力だけではなく、プロット、キャラクター、人物を管理する機能もついています。特に長編を書く方にはおすすめです。

 

【使っている方の意見】

小説を書くためのエディタであるぶん使いやすいが、印刷や他のファイル形式での保存ができない

 

【参考】
TeraPad

Story Editor

story

Story Editorはアウトラインプロセッサなので、章の管理などを簡単に行うことができます。こちらも、特に長編を書きたいという方におすすすめのソフトですね。

キャラクター管理機能などもついていますし、ソフト名に「Story」と入っていることからも、物語を作ることに気を配って開発されたことが伺えます。

ただし、ソフトの最終更新は2003年で、公式サイトでは2015年に公開終了しています。使用される方は、自己責任でお願いいたします。

 

【使っている方の意見】

良いところ:自分で階層関係を作れるところ。字体や背景色、文字色の変更が容易なところ。
悪いところ:見た目が多少ダサい

 

【参考】
CHEEBOW’S APPS

Nami2000

nami

アウトラインプロセッサといえば、Nami2000を使っているという方もよく目にします。

テキストに含まれるすべての平仮名をカタカナにするなど、便利(?)な小技を多数備えています。

Nami2000は公式サイトで配布されており、Windows7でも何とか動くようですが、8や10ではどのような挙動をするのか僕も未確認です。使用する場合は、自己責任でお願いいたします。

 

【使っている方の意見】

設定・プロットをまとめるのに便利だから

 

【参考】
ArtOfWords~小説家のための執筆ソフト~ – きえないプロジェクト

Googleドキュメント

godoc

Googleが提供しているソフトで、ブラウザで作業を行うことができます。

操作感はMicrosoft Wordに似ており、クラウドに保存してスマホなどでも文書を確認することが可能。好きな場所で端末を問わずに執筆することができるため、移動の多い人は重宝すること間違いなしです。

また、Googleアカウントを持っていればファイルの共有や共同編集なども簡単に行うことができますので、同人サークルで複数人の原稿を管理しなければならない場合は、ぜひ使ってみてください。

 

【使っている方の意見】

自宅、学校のPCはもちろん、タブレットやスマホからも編集ができる

 

【参考】
Google ドキュメント – オンラインでドキュメントを作成、編集できる無料サービス

O`s Editor2

os

他のエディターについては少なくとも名前を聞いたことがあったのですが、O`s Editor2の存在はこのアンケートをとって始めて知りました。まだまだ、未知のエディタはたくさんあるのですね……。

使用版を無料で1ヶ月間使用することができます。その後は1人2000円のライセンス料を支払えば継続して使用することが可能です。

気軽に文章を書き、気軽に印刷したい。エディタの軽さとワープロソフトの見たまま印刷できる機能。この二つを両立することによって、O’s Editor2は「WYSIWYGエディタ」という、今まで存在しなかった新しいジャンルのソフトに仕上がりました。
O’s Editor2

 
【使っている方の意見】

豊富なスタイル・カスタマイズ性

 

【参考】
O’s Editor2

まとめ

以上、使っている方は少ないものの便利なソフトを紹介させていただきました。

今回は紹介できなかったものもあり、その他にもまだまだたくさん便利なソフトはあるはず。

便利なワープロソフトやテキストエディタをご存じの方がいらっしゃいましたら、お知らせいただけると嬉しいです。

次回の後編では、スマホアプリで執筆するときに便利なアプリを紹介いたします!

小説を執筆するときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(後編:スマホで執筆するときは何を使う?) – 蓼食う本の虫

 

また、前編では、特に使用されている方の多い

  • Microsoft Word
  • メモ帳
  • Evernote
  • 一太郎

の紹介をしておりますので、こちらもぜひご覧ください。

小説を執筆するときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(前編:PCで執筆するときは何を使う?) – 蓼食う本の虫

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