創作意欲を刺激する「ながら執筆」のすすめ

こんにちは、蓼食う本の虫のあとーすです。

小説を執筆するとき、あなたは周囲の環境にこだわるタイプですか?
集中力を高めるために、イヤホンで歌詞のない音楽を聴きながらネットの接続を断ち、猛烈に執筆をする……。僕も、締切が近いときはそんな感じで集中して小説を書くことがあります。

しかし、締切がそれほど差し迫っていないとき、僕はどうしても「ながら執筆」をしてしまいます。ただ、この「ながら執筆」も悪いところばかりではありません。

もちろん、集中力は多少犠牲にする必要がありますが、それ以上にいいこともあるように思います。

音楽を聴きながら執筆

僕は小説を執筆するとき、静かだとどうもテンションが上りません。また、歌詞のない音楽も個人的にはあまり好きではないので、好きなアーティストの曲を延々とリピートしています。

また、僕はどちらかといえば曲よりも歌詞で好きなアーティストが決まるので、好きな曲を聴いていると、自然と歌詞を口ずさんでしまいます。それはもちろん、執筆中だと書いている言葉と混じってしまって効率がいいとは言えないのですが、いい効果も生んでいると考えています。

歌詞のある曲を聴くことで生まれるいい効果。それは、歌詞から新たな言葉を引き出せるということです。ずっと音楽を聴いていると、言葉が洪水のように耳から流れ込んできます。そして、印象的な言葉はずっと脳内をぐるぐる巡ります。僕も、ああいう風に言葉を操りたい。そう考えて書いていると、ふっと素敵なフレーズや場面が出てくることがあります。

動画を見ながら執筆

音楽を聴くのに飽きたら、動画を見ながら執筆することもあります。そのために、PCのディスプレイは一つではなく、基本的には複数用意しています。

気がついたら、変態的な執筆環境になっていた

動画といっても一口にいっても、その種類は色々です。Youtubeで好きなアーティストのMVを見ていることもあれば、dアニメで頭を使わないようなアニメを流していることもあります。ちなみに、最近はこち亀を見ていることが多いです。以前、「輪るピングドラム」を見ながら執筆をしていたこともあるのですが、さすがに難解なアニメと一緒だと、作業に支障が出るのでおすすめはできません。

また、僕はPCのディスプレイの一つとしてテレビを使っているのですが、接続を切って普通にテレビを見ることもあります。ただ、面白いテレビが好きなときにやっているとは限らないので、どちらかといえばPCにつないだままでTVerなどを使って見ることの方が多いですね。元々バラエティ番組が好きなこともあり、配信されている番組から適当に選んで見ています。

とにかく、動画を見ながら執筆するときに注意すべきなのは、「ずっと見続けなくてもいいもの」を選ぶこと。執筆に集中してアニメの内容がわからなくなった……となると、恐らく多くの人がイライラしてしまうでしょう。しかし、MVやバラエティ番組であれば、ながら見をしていて見逃した部分があっても、「まあ、いいか」と思うことができます。

Twitterを見ながら執筆する

ディスプレイを3つくらい使って作業することが多いのですが、そのうちメインで作業をしているのは一つだけで、もう一つは動画、そしてもう一つはTwitterでタイムラインを常に監視ていることが往々にしてあります。
ブラウザのTwitterだと、自動的にタイムラインが更新されなくてイライラしてしまうので、僕はTweetDeckを使っています。

クライアントアプリは、WindowsにはなくてMacのみにあります。ただ、ブラウザ版でも操作性に違いはないので、Macの方でもブラウザ版を使って問題ないと思います。

Twitteを見ながら執筆するということは、言葉の洪水の中に身を置きながら執筆をするということになります。見ているツイートの中に素敵な言葉や意見があって、それによって手元の原稿が進むということがあるかもしれません。

ただ、この効果を期待するためにはある程度タイムラインの構成に気を配ることも大切です。ご自身のタイムラインを思い返してみてほしいのですが、どうでもいいことばかりをツイートするけれど、フォローを外せない人の1人や2人くらいいることかと思います。そういう人のツイートを見たところで、執筆にいい影響を期待することはできません。

そういうときは、ミュート機能を活用してどうでもいい人のツイートを非表示にしたり、リスト機能を活用して気になる人のツイートだけを表示するようにしましょう。TweetDeckであれば、デフォルトのタイムラインの他に、リストや検索結果もタイムラインと同じように表示することができます!

まとめ

今回紹介したのは、以下の3つの「ながら執筆でした」
・音楽を聴きながら
・動画を見ながら
・Twitterを見ながら。

記事冒頭でも書いたように、締め切り直前など集中力が必要な場面では、ながら執筆が有効ではない場合もあります。
しかし、普段のんびり書くような場合には刺激がたくさんある方が、自分の色々な引き出しを開けることができるものです。

騙されたと思って、一度試してみてください!

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