小説投稿サイト発の電子書籍レーベル「ノベリズム文庫」が創刊

小説投稿サイト「ノベリズム」を運営している株式会社YANNが、電子書籍レーベル「ノベリズム文庫」の創刊を発表しました。4月26日より、第1弾として5作品が主要電子書籍サイト(Kindle,kobo,honto)にて配信スタートされています。

また、ノベリズム文庫の試し読み&作品紹介ページも開設されており、各作品の冒頭を読むことができます。

ノベリズムは従来より「契約作品」と呼ばれる作品をサイト上に掲載しており、ノベリズム公式から著者に対して原稿料が支払われています。今回の「ノベリズム文庫」収録作品は、この契約作品の中から選ばれたものとなります。

ラインナップ

作品紹介

『鮮血王女、皆殺す』(kiki:著 Alle:画) 
メアリーは、魔術の使えない落ちこぼれ王女だ。
そんな彼女の政略結婚が決まった。
ようやく王家の人間として役に立てる――そう前向きに考えるメアリーだが、婚約者のお披露目パーティーにて、彼女は無実の罪で捕らえられ、処刑を言い渡されてしまう。
両親や兄にすら裏切られたメアリーは、唯一の味方である姉と共に逃走。
しかし逃げ切れず、最強の魔術師である『アルカナ使い』に姉と一緒に殺されてしまう。
だが、死の淵でメアリーの力は目覚めた。
彼女が得た力は、死体を喰らい、自らを強化する『死神』のアルカナ。
その能力を手に、メアリーは姉を殺した全ての者への復讐を決意する。

『反撃のキング→ゴブリン』(丘野優:著 あんべよしろう:画)
長年の功績でレシャーク帝国の皇帝にまでなったバルタザール。
しかし彼は信じていたはずの臣下と家族の陰謀によって殺されてしまう。
そのことを霊魂となってから知ったバルタザールは、自らが転生し、ゴブリンというひ弱な種族になったと理解してもなお、彼らへの復讐を誓い、そのために奮闘し始める。

『使い捨てられ死霊術師のゴーストタウン建国記』(藤崎:著 朝日アオ/Shao:画)
吸血姫は、同じ“魔族”から捨て石にされた。
死霊術師の召喚勇者は、教会から裏切られ使い捨てられた。
「もはや、魔族も人もないわ。ただ、妾たちのようにどこにも身の置き場がない者の力になりたい。今となっては、それだけが妾の望みよ」
吸血姫――ミュリーシアは、そう言った。
「それなら、ここに国を作るしかないな。新しい国をさ」
死霊術師――稲葉冬馬は、そう答えた。
二人が逃げ延びた先は、人と魔族の領域の中間にある孤島。
そこに残されていたのは、廃墟となった街と未練を残したゴーストたち。
すべてを失った吸血姫と死霊術師は、島を開拓し、人とも魔族とも交易し。
そして、ダンジョンも攻略して国作りをスタートさせる。
まだ見ぬ誰かのために、自分たち自身のために。

『最強先生、褒めて伸ばしてボッチイキリヤンキー少女を更生させる』(原雷火:著 wasabi60:画) 
最強の暗殺者にして皇帝の懐刀と呼ばれた男が、突然魔法学園の教師に転職!? 
退学寸前の不良生徒を隔離する特別補習担当にされた彼の元に、初めてやってきたのは反抗期のスケバンヤンキーロリ美少女だった。
増え続ける問題児たちと最底辺から頂点を目指せ!

『第四大戦』(十文字青:著 玲汰:画)
人類は有史以前から人外勢力としのぎを削ってきた。  
遺跡や遺物、文献等々を詳細に分析すると、過去に世界規模の大戦が、少なくとも三度は行われたことが判明している。  
いずれの戦いにおいても、最終的に勝利を収めたのは僕たち人類だった。  
でも、人外が死に絶えたわけじゃない。  
西暦2020年、現在。ある人外は僕たちの社会に紛れ、隠れ潜み、またある人外は人類と共存しようとしている。そして、四度目の大戦を画策する人外も――  
これは、第四大戦を阻止すべく活動する僕たちと、引き起こそうと目論む者たち、その狭間でもがく者たちの、戦いと日常の記録だ。

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