pixivに投稿した小説を簡単にpixivFACTORYへ入稿できる機能がリリース

(※サムネイルおよび記事中のスクリーンショットはpixiv,pixivFACTORYより)

pixivは、同サイトに投稿した小説作品を本にできる機能「pixivFACTORYでつくる」を3月30日にリリースしました。

pixivに投稿した小説作品をPDFデータとして書き出しが可能。そのデータを使い、ピクシブ株式会社の運営するアイテム制作サービス「pixivFACTORY」へ簡単に入稿を行うことができます。

小説同人誌の入稿データを作成するためには、通常はWordやIndesignといったソフトウェアを使い、細かな調整を行う必要があります。しかし「pixivFACTORYでつくる」機能を用いれば、ボタンひとつで入稿用データを作成することが可能に。

機能の概観

以下、機能を概観していきます。今回はデスクトップ版で操作を行いますが、モバイル版でも同機能を使うことができます。

まず小説作品を投稿した後、「pixivFACTORYでつくる」ボタンをクリック。

はい、終わりです。もうデータができました。

諸々の微調整を行うこともできます。「カスタマイズ」をクリックして何が変更できるのか見てみましょう。

以下の項目を編集することが可能です。

「本文設定」が特に便利なポイントですね。Web小説の場合は、形式段落の最初の字下げを行わなかったり、空行を入れたりすることがあるかと思います。これを自動で調整してくれるのが最高。ちまちまとSpaceキーやEnterキーを連打しなくても良いんです……。

「あとがき」を書けるのも細かい点ですが非常に良いですね。物書きはあとがきを書きたくなる生き物なので。

設定が終わったら「入稿へ進む」をクリックして次に進みましょう。

奥付の情報に間違いがないか確認し……(間違いがあれば、「カスタマイズ」から変更しましょう)。

入稿画面へ進みます。ここで、「表紙.png」と「本文.pdf」をダウンロードしましょう。

ダウンロードが完了したら、「pixivFACTORYの入稿画面を開く」をクリックします。

pixivFACTORYにログインを行っていれば、入稿画面が開きます。本の仕様がすでに入力されていて最高ですね。そのまま「入稿へ進む」をクリックします。

表紙画像と本文データをアップロードしたらこんな感じに。なお、表紙画像は別の画像に差し替えることも出来るので、ここは自分で作るのも良いかもしれません。

「本のタイトル」を入力して「確認事項」にチェックを入れたら、「入稿する」をクリック(うまくいかない場合は、「プレビュー」してから入稿に進みましょう)。

これで入稿は完了です。「注文へ進む」から注文することができます。また、pixivFACTORYで入稿した同人誌データはBOOTHでのオンデマンド販売にも対応しています。そちらを希望する際は、「ネットショップで販売」を選択しましょう。

アップロードに時間がかかることがあるかもしれません。その場合は、少し待ってから「つくった本」のページを確認してみましょう。入稿の完了したデータを確認することができます。

「これで進む」をクリックして……。

用紙などを選択した後、「注文手続きへ」をクリックしましょう。

あとは、支払情報や発送先を設定すれば完了です。今回はPC画面上で操作を行いましたが、同じことがスマホでも出来てしまうというのが凄い。

また、この操作ルートではオンデマンド印刷しか行うことができませんでしたが、pixivFACTORYでは、各入稿データの画面からオフセット印刷も行うことができます。注文する冊数に応じて使い分けてくださいね(基本的に、大量に刷れば刷るほどオフセットの方がお得になります)。

今後に期待したい機能

WordやInDesignなどのソフトを使わず、簡単に入稿データが出来てしまうというのは素晴らしいことだと思います。欲を言えばもっと実装されてほしい機能はありますが、それも使われているうちに機能が拡張されるかもしれません。

個人的には、入稿データはPCやスマホなどに落とすことなく、そのままpixivFACTORYにデータが受け渡しされていると嬉しいなと思いました。また、フォント種別やフォントサイズなども変更できるようになると嬉しいですね。

pixivでは、従来よりプレミアム会員向けに「PDF」に変換という機能が提供されています。こちらはPDFの出力サイズ変更、段組みの変更、文字サイズの変更などの機能がついているので、こういった機能が「pixivFACTORYでつくる」にも統合されていくと良いなと思います。