文藝×monogatary.comコラボ賞創設 選考委員長に金原ひとみ氏

小説投稿サイトmonogatary.comによるコンテスト「モノコン2023」の作品応募受付が8月10日より開始されました。

そのモノコン2023の中で、季刊文芸誌「文藝」とコラボした『「文藝」創刊90周年記念企画 鳴り響け、文学! 文藝×monogatary.comコラボ賞』が創設され、10月18日(水)14:59まで作品応募を受け付けています。

同賞の選考委員長は芥川賞作家の金原ひとみ氏。金原氏は現在、「新潮」「すばる」「文學界」各誌の新人賞選考委員も務めています。そのほかの選考委員は、屋代陽平氏(monogatary.comプロデューサー)、坂上陽子氏(「文藝」編集長)の2名となります。

モノコン2023では、同賞を含めて7つのコンテストを同時開催。詳細については、モノコン2023のWebサイトをご覧ください。

▼『「文藝」創刊90周年記念企画 鳴り響け、文学! 文藝×monogatary.comコラボ賞』選考委員からのコメント

金原ひとみ(作家)
大体1〜2万字なら何でもいいよ!
短編書けたら送ってみて!

屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)
「邂逅」というお題の通り、この賞を通して全く新しい作品、作家と出会えること、またその作品が書籍になって多くの読者との出会いを創り出す未来に、テンションがブチアガっております。

坂上陽子(河出書房新社 「文藝」編集長)
いましか書けない、最高にクールな物語を待ってます。
世界に熱を巻き起こしましょう。

▼選考委員プロフィール

金原ひとみ(作家)
1983年生まれ。2003年『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞しデビュー。翌年に同作で芥川賞、10年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、12年『マザーズ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で谷崎潤一郎賞を受賞。21年4月から23年3月まで朝日新聞の書評委員をつとめ、国内外問わず数々の小説を紹介、評の鋭さが話題となった。22年には「文藝」で「私小説」をテーマに責任編集をつとめ、注目を集める。他の著書に『腹を空かせた勇者ども』など。現在「新潮」「すばる」「文學界」各誌の新人賞選考委員もつとめる。

屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)
2012年ソニー・ミュージックグループ入社。17年ストーリエンターテインメントプラットフォーム「monogatary.com」の立ち上げ、 19年YOASOBIプロジェクトを発足。

坂上陽子(河出書房新社 「文藝」編集長)
2003年河出書房新社入社。単行本編集を経て、19年1月より「文藝」編集長を務める。

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