こんにちは!蓼食う本の虫のあとーすです。
お盆休みは東京へ行き、三鷹の文学サロンにお邪魔しました。
その他にも太宰関連のスポットを色々と巡ったので、そのうち感想などをここでまとめたいと思います。
目次
今週の蓼食う本の虫
記事の公開はありませんでした。なるべく毎週1本はお届けできるようにいたします…!
編集部トーク
神田さんは、普段どんなシチュエーションで本を読むことが多いですか?
カフェで読書など、興味はあるのですが、いまいち集中できなくて……。
あとーすさんはどうですか?
あと、休日は気合いを入れてカフェとかで読むこともあります。と言っても、ドトールとかのチェーン店なんですけども。
家で読むってことでしたけど、やっぱり布団の上でごろごろしながら読むことが多いですか?(笑)
読む時は紅茶とお菓子を用意して、机の前でしっかり読む、という感じです。
どんな本でも大抵はずっと集中して読み続けるので、栞要らずです。
最近は電子書籍も多く出ていますが、読むことってありますか?
実用書とかって、目的が情報収集じゃないですか。でも、小説の場合は別に情報を収集したいわけではなくて、それを読むという体験が娯楽となる。だったら、その体験の中に「何で読むか」というのが重要な気がしていて。その本を取り出す度に表紙を見たり、本の厚みを感じたりする瞬間が結構大事だなと思っています。
その一方、漫画は完全に電子書籍に切り替えました。
漫画だとどうしても巻数が多くなり、本棚に入りきらなくなってしまうので、電子書籍にして正解だったなと思います。
とても思い入れのあるシリーズだけは、本を買って手元に置いていますが……。
ちなみに電子書籍ならどこで読みますか?
幅を取らないので、最近は電車の中で電子書籍を読んでいる人も多く見かけますね。
あとなんか、カフェで電子書籍読んでる人ってなんか信用ならなくないですか(笑)完全に偏見なんですけど…。
とはいえ、この辺は意識が変わってくるのかなあという気もしますよね。メディアの捉え方が急速に変化してきているのは肌感覚として分かっている。広告費もインターネット関連が爆発的に成長していて、小説という媒体においても、ケータイ小説やWeb小説の動きというものをリアルタイムで体感している。デジタルと小説の関係がどうなっていくのか、今後も楽しみではありますね。
それでも、恐らく僕は結構ずっと紙の本で読むんだと思いますが…。
電話もSNSも音楽も本も全部1つの端末に詰めて持ち歩く、という形態が、もっともっと普及したなら私たちも変わるかもしれません。
思えば、音楽は最適化するのが早いですね。
いつも最先端技術のそばにあって、それでいて自然にすっと馴染んでいる。
まあ、CD派とダウンロード派の戦いは今も続いているのだろうと思いますが……。
端末で聴くにしろ、最初はCDを買う→端末にダウンロードするという流れがあったから、徐々に移行できたのかもしれませんね。
話がそれてしまいましたが、例えばカフェで読むとして、1回の利用で何冊くらい読めますか?
僕があまり本を読むのが早くないというのもありますけど…。
…さて、今回はこの辺で!
編集部メンバーが今週読んだ本
あとーすが読んだ本
『ちいさい言語学者の冒険』(広瀬友紀)
大学で日本語学を教えてくださっていた先生がTwitterでおすすめされていて、そっち方面の本を久しく読んでいなかったので手に取ってみました。
専門知識がなくても楽しく読めたので、日本語に興味のある高校生の方にもおすすめできる1冊です。もちろん、大学生や大人が読んでも楽しめるはず!
ちいさい言語学者=子どもが、ことばを習得する段階ってこんなに面白いのかあと、ちょっと自分に子どもが生まれるのが楽しみになりました。
『名称未設定ファイル』(品田遊)
インターネットのリアリティを反映しすぎていて、気持ち悪いくらいに面白かったです。
品田さんの作品を読むのはこれが初めてだったんだけど、もっと読みたいなあおと思いました!
『ジャイロスコープ』(伊坂幸太郎)
久々に伊坂幸太郎の作品を読みました。
中高生の頃に読んでいた記憶があるのですが、今読んでみても面白いですね。
神田が読んだ本
今週はお盆の連休を使ってあちこち出かけていたので本を読めておりません……。
来週は頑張ります。
まとめ
公開するのがとても遅くなってしまいましたが、なんとか週報を出すことができました。
色々と記事を仕掛けている途中ですので、みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします!