第59回メフィスト賞受賞の水墨画小説『線は、僕を描く』 6/25発売

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第59回メフィスト賞を受賞した小説『線は、僕を描く』が、6月25日に搬入発売された。以下、あらすじ。

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、
アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。
なぜか湖山に気にいられ、その場で内弟子にされてしまう霜介。
反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけての勝負を宣言する。
水墨画とは筆先から生み出される「線」の芸術。描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく彼は、
線を描くことで恢復していく。そして一年後、千瑛との勝負の行方は。

著者の砥上裕將は1984年生まれの福岡県出身。自身も水墨画作家の顔を持つ。なお、『線は、僕を描く』のコミック版はすでに週刊少年マガジンで連載中。

詳細は、公式サイトを参照のこと。
『線は、僕を描く』公式サイト

Aamzonでは、6月27日発売で、現在予約を受け付けている。

メフィスト賞は講談社が出版する雑誌『メフィスト』で常時募集されている賞であり、優秀作品は出版される。過去の受賞者としては、森博嗣、舞城王太郎、西尾維新、辻村深月などが名を連ねる。

メフィスト賞については、以下のサイトを参照のこと。
メフィスト賞原稿募集!

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。