第25回日本ミステリー文学大賞新人賞ダブル受賞作が2月24日に刊行

第25回ミステリー文学大賞新人賞を受賞した麻加朋『青い雪』、大谷睦『クラウドの城』が2月24日に光文社より刊行されます。

日本ミステリー文学大賞新人賞で2作同時受賞となるのは10年以上ぶり。

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大谷 睦『クラウドの城』 あらすじ
雪降る夜、ひとりの女が身を投げた。それがすべての始まりだった。
非業の運命に翻弄されながらも、強く生きる人々を描く慟哭の大河ミステリー。
夏の数日をともに過ごす三組の家族を、悲劇が襲う。最年少の五歳の少女が失踪したのだ。事件性も疑われるが、手掛かりが乏しく、行方は知れぬまま。穏やかな避暑地での日々は永遠に失われてしまった――。三組がそれぞれに秘めた複雑な家庭の事情と、長い時を経て現れ出た一通の告発状。絡み合った謎が氷解したとき、明らかになる真実とは?

大谷睦『クラウドの城』 あらすじ
ハードボイルド&本格ミステリー。壮絶にして至高、魂を揺さぶるエンタメ巨編!
元傭兵・鹿島丈(かしまたける)は、北海道で米・ソラリス社のデータセンター警備に就く。だが勤務初日、密室殺人が発生。道警や米軍属が駆け付け、現場は混乱を極める中、第二の密室殺人が起こり……。封鎖された“クラウドの城”で、鹿島は殺人者と対峙する。

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