アニメ脚本でも話題の斜線堂有紀による初の恋愛小説集『愛じゃないならこれは何』刊行

集英社より、斜線堂有紀『愛じゃないならこれは何』が12月3日に刊行されました。

「キネマ探偵カレイドミステリー」で第23回電撃小説大賞のメディアワークス文庫賞を受賞し、2021年には『楽園とは探偵の不在なり』で第21回本格ミステリ大賞の候補作となるなど、ミステリ作家として活躍を続ける斜線堂有紀氏。直近では古川知宏監督の新作アニメで脚本を務めることが発表され、話題となっています。

『愛じゃないならこれは何』は、そんな斜線堂有紀氏による初の恋愛小説集。Webで発表された短編4本に、書き下ろし1本を加えた構成となっています。

<あらすじ>
『ミニカーだって一生推してろ』
二十八歳の地下アイドル、赤羽瑠璃は、その日、男の部屋のベランダから飛び降りた。男といっても瑠璃と別に付き合っているわけではない、瑠璃のファンの一人で、彼女の方が熱心にストーキングしているのだ。侵入した男の部屋からどうして瑠璃が飛び降りたのか、話は四年前にさかのぼる――。
他4編

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