原稿用紙設定で快適に小説を書くことができるエディタ「VerticalEditor」を以下の記事で紹介しました。
原稿用紙設定で無限に縦書き・読みができるエディタVerticalEditor
今回は、脚本(台本)を書く方に向けての記事となります。ストレスなく脚本を書くための設定方法を紹介いたします!
台本形式を使用する
ダウンロードしたときは設定が「デフォルト」になっているので、まずはこれを「台本形式」に変更します。
すると、このように原稿用紙の枠がなくなった状態で表示されます。
台本は、以下のような形式で書くことができます。
一つずつ説明していきましょう。
まず、普通に入力すると、その部分はト書きとして認識されます。5字分下げて記述されるようです。
次は「見出し(柱)」の部分。特定の記号を打つことで、それに続く部分がすべて見出し(柱)として認識されます。
デフォルトでは、□■○●◎§のいずれかの記号を打つと、その下に続く部分が見出し(柱)となります。
同じように、特定の記号を打つと、その下に続く部分は台詞として認識されます。
デフォルトでは、「『([{([{「のいずれかの記号を打つと、その下に続く部分が台詞となります。
設定を変更する
台本形式で執筆する際に、設定を変えることでさらにストレスなく執筆をすることができます!
設定を変更する場合は、まず上部にあるスパナのようなボタンをクリックします。
すると新たにウィンドウが出現するので、「シナリオ形式」を選択します。
シナリオ形式で執筆する際の設定を変更することができます。
例えば、「見出し(柱)の判別文字」に「☆」を追加すると……。
「○」の代わりに「☆」を入力しても、見出しとして認識されます。
同じように、台詞の部分も識別文字を変更することができます。
僕は役名の後に「:」を入れることが多いので、そのように設定してみましょう。
こちらも、問題なく表示することができます!
また、見出しの背景色は台詞の色も変更することができます。見やすい色に変更しましょう。
まとめ
以上、VerticalEditorで脚本を楽に書く方法を紹介させていただきました。
Wordで書くと、見出しや台詞の書き方が面倒臭いですが、この方法を使えば、ストレスなく脚本を書くことができます。
脚本を書く方はぜひ使ってみてくださいね。また、これまで小説しか書いたことがないという方も、これを機に脚本にも挑戦してみてはいかがでしょうか!