こんにちは!蓼食う本の虫主宰のあとーすです。
仕事でしばらく福岡にいるのですが、段々と暑くなってきました。湿気がすごくて、じめじめとした嫌な暑さが続きます。
さて、火曜日になってしまったのですが先週の週報です。どうぞよろしくお願いいたします!
目次
今週の蓼食う本の虫
今週は以下の記事を公開いたしました!
1日限定の140字小説コンテストを開催いたしました。
総応募数は185作品! たくさんのご応募誠にありがとうございました。
結果は、7月中を目処に発表させていただきたいと思います。
編集部トーク
神田さんが自分の小説を初めてネット上に公開したのっていつのことですか?
ちょうどケータイ小説の隆盛期でしたね。
私も魔法のiらんどや野いちごに恋愛小説をアップしてみたりしましたね。
それから、単純にウェブサイトを作るのが好きだったので、自分のサイトをいくつも作って、小説や詩を載せたりしていました。
篠原さんは、いつ頃からネット公開していました?
いわゆる小説投稿サイトというものの存在を知らなくて、掲示板にずっと投稿してたなあ。
習作でも何でも、作品は人に読まれてはじめて意味を持つと強く信じてるんですけど、自分の文芸活動の最初期から人に見られ続けてるというのが、その理由として大きいのかも。
単に貧乏くさいだけなのかもしれないですが…。
中学生の頃に書いていた小説も、読者数が増えてくるとなんだかプレッシャーを感じてしまって、その頃作ったサイトは全部閉鎖してしまいました。
専業作家には向いていないタイプですね。(苦笑)
最近は自分のペースで無理なく書くことを心がけています。
そういう意味では、140字小説はいつでも気軽に書けて、迷う間もなく投稿できるので、自分には合っているのかなと感じますね。
知らない方がほとんどかと思うので解説すると、僕たちは無間書房という文芸同人サークルで活動してたんですよね。
活動を始めたばかりのときに、なんとかして知名度を広めたいなーと思っていて。
でも、小説ってパッと見じゃ良し悪しがわからなくて、能動的に読んでくれる方しか読者になってくれない。
一方で、イラストとかはパッと見でクオリティがわかって、上手い人はどんどん拡散されていく。
小説もなんとかして受動的に読んでもらえないかなあと思ってたときに出会ったのが140字小説だった。
自分たちの文体や世界観を伝えるための宣伝装置だったんですよね、最初は。
今では、普通の小説より140字小説書いてることの方が多いけど…(笑)
でも、人目につきやすい分、自分の中の評価軸をブレさせない努力をするのが大変かも。
やっぱり自分も人間なので、人に評価させれると嬉しいけれど、そればかりに目がいっていると、自分の文章ではなくなってしまうし。
短いながらも奥深いですね、140字。
最後は140字小説の話になってしまいました。
蓼食う本の虫は、インターネット上で文芸活動をしている方を応援しています!
編集部メンバーが今週読んだ本
あとーすが読んだ本
『Webディレクションの新・標準ルール 現場の効率をアップする最新ワークフローとマネジメント』
駆け出しのWebディレクターなので、必死に勉強しているところです。
この手の本を読むのがちょっと苦手で、実は2ヶ月くらいちまちまと読んでいました…。
『死んでしまう系のぼくらに』(最果タヒ)
大好きな詩人、最果タヒさんの既刊。
新刊は欠かさず買っているのですが、まだまだ読めていない本もたくさんあります。
新刊『愛の縫い目はここ』が7月末に出ますね!僕は予約しました!!
『TVピープル』(村上春樹)
春樹作品をあまり読んだことがなく、試しに買って読んでみました。
これまでに読んだことがあるのは『風の歌を聴け』『パン屋再襲撃』『東京奇譚集』くらいです。ほとんど短編集…。
リアリティの温度感みたいなものが他の作家と違っていて、とても面白かったです。
神田が読んだ本
すみません。
今週は文アルを始めてしまったため、周回をしているうちに一週間が終わってしまいました。
来週は周回をほどほどにして読書に取り組むつもりです。
ちなみに実際の文豪の中では芥川が好きですが、文アルのキャラクターの中では藤村が好きです。
まとめ
2週目にして早くも週報を続ける体力があるのかと疑問の声が編集部の中から(2人しかいませんが…)上がっておりますが、なんとか頑張るつもりです。
ひとまずは、毎週1本の記事をアップしていくのが目標です。先週はお知らせ記事のみでしたので、今週は皆さまの役に立つ記事を…!
今後とも、蓼食う本の虫をどうぞよろしくお願いいたします。