伊藤朱里『きみはだれかのどうでもいい人』の文庫版が小学館より9月7日に刊行されました。
▼あらすじ
心地よい毎日を過ごしたいだけなのに……税務署で働くフツーの女性4人が、それぞれの視点で職場を見ると、まるで4つの別世界。さあ、ストレスとどう向き合う?
▼コメント
◎残酷さと慈愛の両面を捉えたこの著者の視線は鋭く強く確かである――ゾクッとするこの読み応えを多くの読者と分かち合いたい(ブックジャーナリスト 内田剛さん)◎傑作でした!(大盛堂書店 山本亮さん)
◎明日からの女性スタッフに対する接し方を変えてくれそうな1冊です(勝木書店 海東正晴さん)
◎私自身も経験したことのある職場でのあのシーンや、このあのトラブル…。今、働くことや生きることに疲れている人全てに読んでほしいです。(ブックランドフレンズ 西村友紀さん)
◎タイトルに心臓を撃ち抜かれ、読み終えた時には満身創痍(というか最初にやられてしまいました)。(SuperKaBoS 鯖江店 峯森和代さん)
伊藤朱里氏は、「変わらざる喜び」で第31回太宰治賞を受賞。その後同作を『名前も呼べない』と改題し、デビューしました。そのほかの著作に『稽古とプラリネ』『緑の花と赤い芝生』などがあります。