第20回「女による女のためのR-18文学賞」で宮島未奈「ありがとう西武大津店」が三冠を達成

第20回「女による女のためのR-18文学賞」の受賞作が発表され、宮島未奈「ありがとう西武大津店」が大賞・読者賞・友近賞を受賞しました。同賞史上初の三冠となります。

「女による女のためのR-18文学賞」は、募集原稿を「女性ならではの感性を生かした小説」と定め、応募者を女性に限定している文学賞。三次選考までは新潮社社内の女性編集者らによって行われ、最終的には三浦しをん氏、辻村深月氏を選考委員として大賞および読者賞を選出しています。また、タレントの友近氏が選出する友近賞も設けられています。

なお、今回の「女による女のためのR-18文学賞」の応募総数は843作でした。受賞作、受賞のことば、選考委員による選評は、4月22日発売の『小説新潮」5月号に掲載されます。

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