辻村深月『かがみの孤城』が児童文庫として3月16日に刊行

累計130万部を売り上げている辻村深月氏による小説『かがみの孤城』が、3月16日にポプラ社より児童文庫として刊行されます。

児童書版ではすべての漢字にふりがながつき、上下巻60点の挿絵と豪華な仕様。辻村深月氏による書き下ろしメッセージも収録されるとのことです。

あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。輝く鏡をくぐりぬけた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面の少女が待ち受け、似た境遇の子どもたちが集められていた。城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるというが……。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。

『かがみの孤城』は2017年に単行本として刊行。雑誌ダ・ヴィンチの特集「BOOK OF YEAR 2017」で小説部門の1位を獲得していました。その後、2021年に刊行された文庫版も「BOOK OF YEAR 2021」文庫部門の第1位となっており、単行本・分光本でダブル受賞を果たしています。そのほか、2018年本屋大賞でも大賞を受賞するなど、これまで9冠を獲得している作品です。

児童書版の刊行を記念して、オリジナルアクリルチャームが抽選で400名に当たるプレゼントキャンペーンも開催。本の帯についている応募券をはがきに貼って送ることで応募できます。〆切は2022年6月30日。

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