第35回三島由紀夫賞に岡田利規「ブロッコリー・レボリューション」

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5月16日に第35回三島由紀夫賞が発表され、岡田利規「ブロッコリー・レボリューション」が受賞しました。

岡田利規氏は1973年生まれ。演劇ユニット「チェルフィッチュ」を主宰しており、20005年に『三月の5日間』で第49回岸田國士賞を受賞。2012年からは、同賞の選考委員も務めています。小説家としては2007年に小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を刊行しており、その他にも文芸誌で作品を発表しています。

受賞作を収録した短編集は6月末に刊行予定とのこと。

第35回三島由紀夫賞の候補作は以下のとおり。

  • 「道化むさぼる揚羽の夢の」金子薫
  • 「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」川本直
  • 「Schoolgirl」九段理江
  • 「ブロッコリー・レボリューション」岡田利規
  • 「ミシンと金魚」永井みみ

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ABOUTこの記事を書いた人

1993年生まれ、福岡県出身、熊本県在住。
2016年より、文芸Webメディア「蓼食う本の虫」を主宰・運営。
熊本大学文学部文学科卒。在学中は日本語日本文学研究室に所属。卒業論文のテーマは「太宰治の私小説的作品について」。
新卒で印刷会社に入社し、営業・Webディレクターとして業務に従事。2018年にピクシブ株式会社に入社。チャット小説サービス「pixiv chatstory」のディレクター、pixiv小説チームのプロダクトマネージャー・コミュニティマネージャーを担当。2021年に個人事業主として独立。
詳しいプロフィールやご連絡については、atohs.meをご覧ください。