百合総合文芸誌の『零合』が2/14(火)に零合舎より創刊されました。
掲載作品は以下の通りです。(掲載順・全作読切)
【小説】
坂崎かおる『あーちゃんはかあいそうでかあいい』
――「歯」から始まるいびつな二人のいびつな交差
山口隼『嘘n』《n乗目の嘘》
――いくつも噓を重ねた先でふいに出会った本当のこと
赤坂パトリシア『不安スポンジたち』(解説:紅坂紫)
――ふたつのくにを生きる女性のスポンジのようなケアと愛
御神楽『人よ、子らのスティグマよ』
――子どもを望む機械とヒトの、宇宙よりもふかい愛
綾加奈『過去にはなく、未来にもなく』
――だったら燃やしちゃおうか、私たちを縛るものを
紅坂紫『セイレーン』
――風の吹かないこの街で、風を見つけて生きのびろ
伊島糸雨『躯駆罹彾㣔記』《くくりれいていき》
――この生は無意味でない。その愛は無力でない。
青島もうじき『ドロステの渚にて』
――青は遠くにある色で、あなたは青を纏っていた
れむれむ『東京デザート2019』(作画:ちふり)
――「乗り換えないんだ?」そのようにして新章は始まる
【本日発売】
『#零合 百合総合文芸誌』
2023年2月14日、本日創刊〝女性の物語〟と「いま」を包み込む場として、零合舎の1冊目が発刊されます。
次の物語を迎え入れるべく、次も紙の本に繋がるよう、ぜひ街の色々な書店さまで。世界に実在してこそ意味を成す一冊をよろしくお願いします。(編集部) pic.twitter.com/HJ0HNRG6D5
— 零合舎 (@0thpage) February 13, 2023
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