東野圭吾氏による全著作の国内累計発行部数が4/3(月)時点で1億部突破 平均部数100万部

東野圭吾氏の全著作の国内累計発行部数が4月3日(月)時点で、1億7万7380部となりました。

この数字は、電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数です。

2023年3月に刊行された『魔女と過ごした七日間』(KADOKAWA)が著作100作目であり、1冊平均100万部発行されている計算となります。

東野圭吾氏の著作100作目『魔女と過ごした七日間』3/17(金)発売

同氏の作品は海外でも翻訳されており、現在37の国と地域で出版中です。推定累計発行部数は約6800万部となっており、国内と国外で全作品の累計発行部数は1億6800万部を超えます。

今後は各出版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、書店店頭での出版社の垣根を超えた「ありがとう!東野圭吾1億部」フェアを実施予定。詳細は公式Twitter(東野圭吾公式 / @higashinokeigo_)、公式Instagram(@higashinokeigo_official)で順次発表するとのことです。

東野圭吾氏 コメント

日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。

東野圭吾氏は、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。

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文藝春秋

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