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パソコンで小説を書くときに使えるおすすめのソフト・Webサービスまとめ
小説を書くときに、皆さんはどんなソフトを使っていますか?
投稿サイトの編集画面に直接打ち込むという方もたまに見かけますが、接続が切れて入力した内容が全て消えてしまう危険性があることを考えると、一度ローカルで編集・保存してから投稿するというのが一番無難な方法でしょう。
また、ファイルを自分のPCなどに保存しておくことで、他の投稿サイトに引っ越したり同人誌に再掲したりするときにも、非常に楽に作業を行うことができます。
そこで、今回は小説を執筆している方に、どんなソフトやアプリを使って執筆しているのかをアンケートで聞いてみました!
PCではMicrosoft Word以外の方が半分以上
今回のアンケートは、44名の方にご回答いただきました。「前回のアンケートにも回答しました!」という方もいらっしゃって、嬉しい限りです。いつもありがとうございます。
実は今回のアンケート、タイトルが「小説を書くときに使っているエディタを教えてください」だったのですが、後で調べてみたところ、「ワープロソフト」と「エディタ」は違うようですね。知りませんでした、お恥ずかしい。
しかし、例にWordや一太郎を入れていたおかげか、ワープロソフトもエディタも両方の意見をいただくことができました。
以下は、PCで使っているソフトの割合を示した図です。(複数回答可なので、合計は44になりません)
今回の調査では使用されているOSも聞いたのですが、44名中42名はWindowsを使っているとのことでした。
ゆえに、標準でインストールされていることの多いMicrosoft Wordを使っている方が多いということでしょう。しかし、それでも半分以上の方が他のソフトを使っているというのは、非常に興味深い結果です。
以下、それぞれのソフトを使用している理由、良い点・悪い点などを紹介していきます。
Microsoft Word
Wordは日本語を書くにはイマイチという声も多く聞きますが、印刷する場合に体裁も整えやすく、多くの装飾を施すことができます。何を使えばいいかわからないという方は、とりあえずWordを使ってみるといいでしょう。
【使っている方の意見】
文字数がカウントされるので
デフォルトで文字数カウントできるは、確かに地味にありがたいですね。
Wordは、とにかくページの書体が整えやすいのが最高。小説の雰囲気に合わせてフォント選びをするのも楽しいです。
やれることは多い!
良い点→簡単 悪い点→他のエディタを調べようとも思わなくなる
この記事を参考にして、新しいものを探してみてください……!
メモ帳
続いて多かったのがWindows付属のメモ帳。
こちらはWordよりも起動が速いという理由で使っている方が多かったです。
賞に出さず、投稿サイトに投稿する小説の下書きを書くだけの場合は、Wordではなくメモ帳を使ってみてもいいでしょう。
【使っている方の意見】
いい点:とにかくシンプル、ファイル容量が軽い
悪い点:ルビや縦書きに対応していない、プリントアウトのためにレイアウトを調整しないといけない
そのままプリントアウトすると不格好になってしまうのが悩みですよね……。
立ち上げに時間のかからないソフトだから。
サクッと立ち上げてサクッと書くことができるのは便利。
Evernote
意外と多かったのがEvernote。4人の方が利用されているようです。スマホと原稿を共有できるのが人気の理由のようです。
クラウド上で文章をはじめとした様々な情報を管理できるサービス。それぞれのファイルは「ノート」という単位で保存され、「タグ」や「ノートブック」などの単位で管理することが可能です。
メモやプロット、執筆のための資料、原稿まで様々なファイルを何でも気軽に放り込んでおけるのが最大の魅力です。
【使っている方の意見】
「webクリッパー」というのはブラウザの拡張機能のことですね。気になるページをぽいぽい保存しておけるので、僕も使っています。
Evernoteの良い点は単独で同期できるところ。ただ、Word+OneNoteでも同じ事ができる様なので乗り換えようか考え中
Officeソフトを使ってる方は多いですが、OneNoteを使っている方はなかなか見かけませんね……。個人的には、ブラウザ上だけですべての作業を完結させることができるEvernoteが好きです。
【参考】
大切な仕事のためのワークスペース | Evernote
一太郎
Microsoft Wordと同じような機能を持つワープロソフト(なんていうと、一太郎を使っている方に怒られるかもしれませんが……)。
「一太郎スマイル」を小学校のパソコンの授業で使用していたせいか、個人的には古いソフトという印象があります。しかし、Wordと違って日本語を入力することを想定して作られているので、日本語の小説を書く場合はWord以上に使いやすいというのも納得です。
【使っている方の意見】
日本語入力はこれに限ると思うから。使いやすいし。辞書をATOKに変えること考えると、ソフト代はあまり差がないのもある。
「ATOK」は、一太郎の販売元と同じ「ジャストシステム」が提供している日本語入力システムです。
いい点:機能が豊富、使いやすい
悪い点:ファイル容量が重い、アップデートが面倒
ワープロソフトなので、ファイル容量が重いのはしょうがないと思った方がいいかもしれませんね……。
一太郎は、ジャストシステムの直営サイトから購入することができます。
まとめ
今回は、特に人気の高かったWindowsで動くワープロソフト・テキストエディタを紹介いたしました。
次回の中編では、ここでは紹介しきれなかったPC用のテキストエディタをまたいくつかご紹介したいと思っております。
お楽しみに!
中編→小説を執筆するときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(中編:PCで執筆するときは何を使う?その2) - 蓼食う本の虫
後編 スマホアプリを紹介!→小説を執筆するときにどんなソフト・アプリを使ってる? アンケートで聞いてみた(後編:スマホで執筆するときは何を使う?) - 蓼食う本の虫
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