あなたは小説執筆にどれくらいの時間をかけていますか? 正確には把握していないという方が多いのではないでしょうか。
自分が執筆にかけた時間を知ることで、生産性をコントロールすることができます。
今回は、「Toggl」を使って生産性を見える化する方法を紹介いたします。
Tooglを使ってみよう
Togglの機能はいたってシンプル。
作業を開始するときに内容を選択してボタンを押し、作業が完了したときに再びボタンを押すだけ。
すると、作業にかけた時間が記録されていきます。
まずは登録してみましょう。Togglにアクセスします。
始めての方は、「SIGN UP」から新規登録をしましょう。

メールアドレスとパスワードを入力して、「SIGN UP FOR FREE」をクリックしましょう。Googleアカウントをお持ちの方は、そちらでも登録することができます。

簡単な説明が出てきて、「OK, let’s go!」をクリックすると使いはじめることができます。

プロジェクト名と作業内容を入力しましょう。プロジェクト名は、ある程度粒度の大きなものを設定しましょう。作業内容は、その時々に応じて具体的な内容を入力します。

Startをクリックすると計測がスタートします。作業を開始しましょう。

作業が終わったら、STOPをクリックします。

クライアントを設定する
プロジェクト名よりももう一つ大きなくくりとして、クライアントを設定することができます。
「Projects」をクリックします。

次に「Create Project」をクリックします。

「SELECT CLIENT」をクリックします。

クライアントを入力しましょう。「クライアント」なので、本来は一緒に仕事をする相手を入力する箇所です。本来通りの使い方をしてもいでしょうし、プロジェクトよりも大きなくくりのものを入れてもいいでしょう。
今回は、「長編小説」と入力して「Create Client」を選択します。

あとは、たとえば「プロット作成」などと入力して「Create Project」と入力すれば、新しいクライアント付きのプロジェクトを作成することができます。
生産性を確認しよう
記録を数日つけたら、レポートを確認してみましょう。
上のバーで「Reports」をクリックします。

すると、1週間分の作業時間を確認することができます。

作業別にかかった時間を確認することもできます。

Togglで見える化するメリット
Togglを使って作業時間を把握することで、「今週はこの作業ばかりをしすぎたな」とか、「今週は全体的に時間を割くことができなかったな」というような反省材料にすることができます。
また、スタートボタンを押すことで頭の切り替えができるので、作業により集中することができますよ。
僕は小説以外でも生産的な活動をするときはTogglを使って時間を管理しています。まさにこの記事を書いている時間も、Togglで管理しています。
元々はタイマーで時間を計って紙に記録していたのですが、Togglを使えば紙がかさばることもないですし、簡単に生産性を確認することができます。
スマホのアプリも
スマホのアプリもあるので、外出先でも使用することができます。
まとめ
Togglを使うと、タイマーを押した瞬間に意識が変わって集中することができますし、何より1週間の生産性を確認して次週につなげることができるのがとても良いです。
僕は、以前に作業時間を報告する必要があってTogglを導入したのですが、今では報告が必要のない作業もTogglを使って管理しています。
1日にどの程度の時間を小説執筆にかけるのかは人それぞれですが、かけた時間を管理して、生産性を確認してみてください!