骨太な設定を楽しみたい人向けの本格魔法ラノベ4選

魔法とか魔術とか呪術とかオカルトでマジカルでファンタジックなお話は全人類が好むことは周知の事実ですが、逆に普遍的すぎて「魔法モノ」「魔術モノ」をいざ読もうと思うと困ってしまうというのもよくあることです。

タイトルに「魔法」を冠しているからには本格魔法ラノベかと思ったら違った!魔法少女モノだった!なんてインシデントは日常茶飯事。

そんな魔法で魔術なライトノベルを求めるあなたに向けて「この魔法ラノベだけはマジで推せる!」という4シリーズを厳選しておすすめします。

どの作品も現実世界の神話や伝承、妖怪異聞に魍魎奇譚、魔術史に呪術史などと紐付いた、マニアも喜ぶ骨太な魔法設定が特徴。しかし、もちろんそれだけでは終わりません。

それぞれ「血みどろハリー・ポッター」「魔術伝記ミステリ」「オカルトパンク」「仏教パンク」と多方向にブッ飛んでますので、作品に触れる際は容量用法を守ってお読みください。

『7つの魔剣が支配する』

生徒たちに命の保証はございません。――なぜなら、彼らは魔法使いだからです。
卒業までに約二割の生徒が命を落とします。――なぜなら、彼らは魔法使いだからです。
時には学友同士殺し合うこともあるでしょう。――なぜなら、彼らは魔法使いだからです。

あとがきより

いきなりですが、2018年現在、全ライトノベルの中で私が押したい最高のラノベがこれ、『7つの魔剣が支配する』。

魔法学園モノの最高峰、全身全霊の最推しとなります。

これぞパーフェクト・魔法学園モノ

たとえるならば“血みどろハリー・ポッター”。あるいは“マジカル剣客小説”“。

『7つの魔剣が支配する』というタイトルからは想像しにくいかもですが、実は魔法学園モノなんです。ホグワーツ……ではなく、キンバリー魔法学校を舞台に魔法を学ぶ、王道の学園物語。

さきほどの引用にも書いてある通り、ちょくちょく人が死んだり生徒が闇堕ちしたりと危険なラノベですが、基本的にはちょっと血なまぐさいハリー・ポッターみたいなお話だとイメージしていただければ入りやすいですね。
タイトルの「魔剣」はどうした? という話なんですが、この作品の魔法使いはその大半が「杖剣」を魔法の杖として装備します。

これは単純に「その昔強大な魔法使いが、剣士にあっさり斬り殺されたのじゃ」という歴史が悔しかったので護身用に杖剣が普及している世界なのですが、必然的に「剣と魔法の組み合わせ」が技術として発達。

中でも「魔法使いが到達し得る究極の秘奥」として「魔剣」が位置づけられている訳ですね。

つまり作中の魔法使いのほとんどは剣と魔法を組み合わせた魔法剣士。その立ち会いは彩り豊かにして伏線巧妙、戦闘シーンは美しく読み応えがあります。

魔法使いとしてはずぶの素人、しかし剣術だけは達人級なサムライが、伝統あるキンバリー魔法学校へと入学してしまった!
というところからお話は始まります。ゆえに”血みどろハリー・ポッター”にして”マジカル剣客物語”。

多方面に属性多重盛りでありながら奇跡みたいなバランスで万人に面白いエンターテイメントとして完成しているので、全人類におすすめな作品です。

推しキャラが曇るのみんな好きでしょ?

魔法学校にサムライが入学!? というイロモノ感ある展開に反して、とにかくお話の構築は丁寧なのが本作のすごいところ。

入学式の日に事件に巻き込まれた主人公たちのキャラ立ちが半端ではなく、僅か数ページで読者を魅了する筆力には舌を巻くばかりです。

中でも私の推し同級生は、金髪縦ロール令嬢のミシェーラです!金髪! 縦ロール! 名家出身! お金持ち! という一見テンプレなお嬢様キャラなミシェーラですが、その実彼女は近年稀に見るレベルで有能でかつ良い子なお嬢様なのです。
ある時は「知っているのかミシェーラ!」な展開を難なくこなす優秀な解説役。
またある時は、主人公に足りない政治分野や友人関係をも補助する抜群のサポーター。
もちろん魔法も剣技も超一流。しかしそれを鼻にかけることなく、他者への労りと共感を決して忘れない彼女のキャラクターは、主人公の脇を固めるサブキャラとしてあまりにも完璧。

にもかかわらず、そんなミシェーラすらメインヒロインではないというのが本作のキモです。

魅力的なキャラクターたちが、とんでもない地獄と試練に叩き込まれる。人類はそういう展開、好きですよね。わたしも好きです。

推しキャラにはどんどん地獄に落ちてほしいし、死ぬような目にあってほしいし、いっぱい曇って欲しいですよね。

大丈夫です。とにかく出てくるキャラクターに一瞬で惚れられるので、誰でも必ず「推し同級生」を見つけられるはず。お話のうまさで殴ってくるタイプの、ストロングスタイルなキャラクター小説です。

出てくる同級生たち一人ひとりが最高なので、ぜひ彼ら彼女らの魅力にぶん殴られてください!

2018年9月に1巻が出たばかりの本作。予言しますが、たぶんこの作品はアニメ化します。

絶対に損はしないので、読んでください。読んで私とネタバレ感想会やりましょう!!

『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』

「……ある意味で、現代の魔術師とは、天使を蒐集する職業だといってもいい」

case.剥離城アドラ 第一章より

憑かれたように真理へとひた走る探求者としての魔術師たち。その生き様を見たくはありませんか?

夢破れた男が何度でも立ち上がる物語を見たくはありませんか?

挫折の味を知る人ほどに読んで欲しい、ちょっとビターでシックな魔術伝記ノベルがこちら。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』シリーズは2018年12月現在、7巻まで刊行されています。

魔術&伝記&ミステリー

「剥離城アドラ」城主の遺産相続を巡り、外界から隔絶された城に遺産相続権者達が集う――!!

という、いかにもミステリーチックな舞台設定から始まる本作。当然のように殺人事件が起こる訳ですが、一筋縄ではいきません。

なぜなら、被害者は魔術師容疑者も魔術師。密室もアリバイも何一つ成立し得ないから。そんな証拠すら信用できない事件に、主人公ロード・エルメロイⅡ世が挑むことになります。加害者が魔術師である以上、ハウダニット(どうやったか)に意味はありません。代わりにホワイダニット(どうしてやったか)を頼りに、ロード・エルメロイⅡ世は神秘を紐解いていきます。

この魔術だらけのミステリーは、特にロード・エルメロイⅡ世のマニアック過ぎる魔術知識が見ものです。

1巻だけでも旧約聖書からギリシア神話、占星術に錬金術、果ては日本の仙道まで、とにかく古今東西のあらゆる神秘が一同に会し、片っ端から解き解される様は圧巻。

1巻の時点で「シェムハムフォラエ七十二天使、およびその支配宮」の対応表まで付属しています。 なんだそのマニアックな表は。

世界観としてはTYPE-MOONの展開するFateシリーズに連なるものでありますが、もちろんそちらを知らなくても問題ありません。

FGOなら遊んだことのある方も多いと思いますが、そんな人が読むと鼻血を噴いて倒れる可能性があるのでご注意を。知らずとも楽しめて、知っていると3000倍楽しめるタイプの作品です。

非才な主人公の葛藤

とにかく魔法と魔術の設定が緻密で莫大である本作、それ故に登場する多種多様な魔術師たちの生き様もまた魅力です。

魔術師は「真理」に到達するための探求者であり、自他の命すら厭わず、取り憑かれたように魔術の研究に励んでいます。

中でも主人公・ロード・エルメロイⅡ世は、己の非才さに直面し続けるアラサー。自身に才能がないためか他者へ の指導が抜群にうまく、敵も味方も成長させてしまう魔術師であり教師です。
彼の弟子は皆才能を開花させ大成していくのですが、彼自身は変わらずヘボいため眉間に皺が刻まれ続けるという気の毒なキャラクターです。

「ほんもの」を前にして、打ちひしがれた経験は誰にでもあることでしょう。
「ほんもの」と比べれば、自分は卑小な「まがいもの」に過ぎないと感じたことも。
それでも「ほんもの」の輝きに飛び込んでしまうのもまた、人の性。
エルメロイⅡ世は、常に打ちひしがれながら、それでもひたすら前に進んでいくのです。

いやもうホント、この主人公の曇りっぷりがたまらないんですよね。届かない「ほんもの」の輝きに惹かれてしまったことのある人にこそ読んで欲しいシリーズです!

指数関数的に面白さが増大していくタイプのシリーズなので、1巻だけとは言わず2巻、いや3巻、いやいや7巻まで一気読みして欲しいですね!!

『アリス・イン・カレイドスピア』

 哲学的ゾンビの都ザドーナ。それは、いままで根絶すべき敵を見定めてきた名だった。
 脳の神経細胞の隅々に至るまで完全に霊長類と同じ物理的身体を有するにもかかわらず、主観的な意識や感覚質(クオリア)を有さないという心的異形――哲学的ゾンビ。
 自己の内側に神秘を宿さないゆえに、魂の力で世界を塗り替えることができない劣等種であり、根絶すべき人の紛い物だとされる。

「1.phantsmsgoria」より

理系的な法則が異なる異世界があるのだから、文系的な法則が異なる異世界があってもいいじゃない。
物理法則の支配するSFがあるのだから、呪術法則の優越するSFがあってもいいじゃない。

あります。こちらです。『幻想再帰のアリュージョニスト』の最近氏の作品『アリス・イン・カレイドスピア』です!

「脳内彼氏」で戦い、「主題歌」で切り抜けろ

本作の特徴は何よりも「物理法則に呪術法則の優越するオカルトパンクな世界観」です。基本的には、「類感の法則」が強い異世界。

「類感の法則」とは、19世紀の人類学者J・フレイザーが『金枝篇』の中で描いた呪術の基本則の一つであり、要するに「姿かたちの似たものは互いに影響しあう」というもの。分かりやすい例でいえば呪いの藁人形ですね。人の似姿にクギを刺すことで、人そのものを呪うというアレ。そんな呪術法則を大真面目に学説化したのが「類感の法則」です。

では呪術法則の優位な世界では何が起こるのか?

たとえばハッキングしあう電子戦。「キーボードをめちゃくちゃに素早くタイプすることで物凄いハッカーに見える」、そう見えるから結果的に電子戦に勝てる。

たとえば強大な敵との決戦。「やったか!?」と叫び、あえて「どう考えても倒せていない」フラグを立てることで、逆に敵の反撃位置を固定する。

そういった馬鹿馬鹿しく荒唐無稽で無茶苦茶で、しかし「類感」に支配された法則がまかり通るのです。

だから『アリス・イン・カレイドスピア』における戦闘シーンもまたとんでもなく、「脳内彼氏」という設定を信じ込むが故に本当に脳内彼氏が具現化して戦うし、「主題歌」を歌い始めることで戦いの流れを制するなんていう理屈が大真面目にまかり通ります。

もう一度言いますが、大真面目です。類感法則の世界というのは、そういうものなのです。

猛烈に荒唐無稽でありながら緻密にシリアス

突飛な設定には驚かされる一方、三度言いますが『アリス・イン・カレイドスピア』は徹頭徹尾、大真面目です。

荒唐無稽な世界設定でありながら、しかし設定面の分厚さは半端ではありません。たとえば「呪術」という設定一つをとっても、本作には「邪視」「呪文」「使い魔」「杖」という四分類が登場します。

「邪視」は世界観の拡張。個人の意志や認識を世界に押
し付ける能力であり、例えば邪視者が「燃えろ」と思えば世界が実際に燃える力です。先述の「脳内彼氏」も邪視の一種ですね。

続く「呪文」は言語の拡張、「使い魔」は関係性の拡張、「杖」は身体性の拡張と位置づけられます。

詳しい設定は巻頭に用語集が付属(!)しています。もう設定狂にはそれだけで垂涎モノですが、さらに詳しい設定集はweb上にwikiまであるので、無限に設定を舐め尽くすことが可能です!

哲学、文化人類学など多方面の人文科学から引用された緻密に過ぎる設定は、衒学的という言葉では言い表し切れない凄まじい迫力があります。

物語の舞台自体が「哲学的ゾンビの都ザドーナ」であり、そのへんを齧った人の心をくすぐることまちがいなし。

wikiがあることからも分かる通り、『アリス・イン・カレイドスピア』は『幻想再帰のアリュージョニスト』と世界観を共有しています。しかし勿論、『アリュージョニスト』未読の方でも問題なし。むしろ、いわゆる「なろう系テンプレ」を意図的に逆用している『アリュージョニスト』と比べて、本作の方が導入として読みやすいとすら感じます。

問題は、2巻の発売予定告知から3年近く続刊が出ていないことなんですけどね……。

とはいえ、荒唐無稽かつ広大無辺な世界観はこの作品でしか味わえません! 個性のブッ飛んだラノベを求める方には絶対読んで欲しい一作です。

『ブラックロッド』

 Gya-tei Gya-tei
 Hara Gya-tei
 Harasoh Gya-tei
 Boji Sowaka

 静寂を破ったのは、勇壮なマーチ調にアレンジされた般若心経だ。高架道の彼方から、黒い兵員輸送車が土煙を上げて驀進してくる。車体上部の、斜めに組まれた装甲パネルが和式家屋のような印象を醸し、無骨な霊柩車とも見える。
 兵員輸送車はろくに減速もせず、派手にタイヤを軋ませながら半回転、包囲陣に横腹を見せて乗りつける。側部装甲に、雷撃を象徴する金剛杵(ヴァジュラ)のマーキング。
 呪装戦術隊(S.E.A.T,)の間に、期待と不安の表情が入り交じる。機甲説伏隊(ガンボーズ)……たったの一分隊?

プロローグより

この引用文がすべてです。察してください。機甲説伏隊(ガンボーズ)大好き。

20世紀最高のライトノベル、なんと発行年は1997年。もはやオーパーツじみた何か、『ブラックロッド』です。

仏教ネタ増し増しのオカルトSFパンク

『天駆せよ法勝寺』とか『黄昏のブッシャリオン』などなど、仏教とサイバーパンクは意外に食い合わせが良いことは近年の研究で明らかになっていることはご存じの通り。

しかし現在より遡ること21年! 20世紀の末に電撃ゲーム大賞を受賞し、鮮やかに爆誕した呪術パンクな小説があったのです!

そのサイバーでオカルトでギャテイな文体には無意味に有意味にケレン味120%なルビが飛び交い、読んでるうちにだんだんよくわからないテンションになってきます。

先述の「機甲説伏隊(ガンボーズ)」に始まり、「装甲倍力袈裟(パワード・カシャーヤ)」だの「種字弾(ビージャ)」やら「真皮層写経(ダーマスートラ)」、「人造霊(オートマトン)」に「力士(スモウレスラー)」、しまいには「祝福単位(クライスト)」といったパワーワードが無双乱舞。

共感効果(フレイザーエフェクト)」なんて言葉までもが平然と登場し、人類学者フレイザーの『金枝篇』を地で行くサイバーパンク世界観であることを雄弁に示しています。最高。

キリスト教と仏教と神道とサイバーとバイオとオカルトを足して割らなかったディストピア。人口密度が高く下水と砂塵の臭い漂うバベル型積層都市の最下層、そこに集う異形の人々、そして路傍に群生する地縛霊の群れ!

戦闘描写もまた鬼気迫るものがあります。

20ミリ種字(ビージャ)バルカンの弾幕!呪術的ステップによって霊的死角に滑り込み回避!自らの霊体を分離させて使い魔を構築!首筋に埋め込んだ卜占機械による電気的な未来予測!

濃密なオカルト大気でありながらどこまでもサイバーパンクな文章は、違和感こそが快感となって脳髄に刺さります。
とにかく気持ちいい文章なんです。至高。

ケレン味だけではないんです

もう舞台設定だけでハイになれますが、登場人物もまたキレッキレです。

物語の主人公は、名前も感情も捨て去った男、黒杖特捜官(ブラックロッド)。公安局に所属する魔導特捜官であり、その名の通り巨大な黒い杖を用いて魔術を行使する改造人間。

ヒロインは、降魔局の妖術技官(ウィッチクラフト・オフィサー)であるヴァージニア・ナイン。その名の通り、ヴァージニア型魔女9番目の複製体。

積層都市を滅ぼそうとする極悪テロリストを、この二人が不器用に協力しあいながら追い詰める――というのが大まかなあらすじです。

このヒロインのヴァージニア・ナインの設定が大変エモいので聞いてください!

積層都市の魔女はすべて悪魔と契約し、強大な力を有する反面、死後は魂が地獄に連れて行かれると決まっています。それ故、すべての魔女は永遠に呪的な仮死状態で降魔局に保管され、その複製体たちが公務に駆り出されるのです。

命の短い彼女たち複製魔女もまた、生まれた時から地獄行きの確定した存在。それでも彼女たちは、地獄への直行便を懸命に生きるんです。

感情を殺したブラックロッドと、表情豊かなヴァージニア型複製魔女の交流。みんな大好きなバディ展開!

エモです。エモがあります。ケレン味だけではない物語があります。人類はこういうのに弱いんですよね。掲帝(Gya-tei)

まさに我々が大好きなすべてがここに詰まっています。魔法ラノベが好きなら絶対イケます。『ブラックロッド』を読んだ者は全員「最高だった」と言います。読んで生き残ったならそう言います。

とはいえ初読者は1ページ目を開いた段階でもむせ返るようなオカルト濃度に肺をやられて数日は寝込むことになりましょう。読書の際はガスマスクの着用を推奨します。

1巻を読んで生存したならば、続く『ブラッドジャケット』『ブライトライツ・ホーリーランド』をどうぞ。法悦(Ho-etsu)ですよ。

まとめ

以上、私のおすすめする魔法ラノベ四選でした。

多重属性盛りで全方位エンタメを展開しつつ、構成の妙で殴ってくる”血みどろハリー・ポッター”、『7つの魔剣が支配する』。

異様なまでの魔術知識で青年の葛藤を切開する”魔術伝記ミステリ”『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』。

妄想が力を持ち類感が支配する荒唐無稽な呪術世界の”オカルトパンク”、『アリス・イン・カレイドスピア』。

魔術と仏教とサイバーパンクの違法建築、奇跡のオーパーツ”仏教パンク”『ブラックロッド』。

完全に四天王です。古今無双、最強無敵にして万夫不当の布陣です。どこから攻めても必ずや貴方のマジカル脳みそに突き刺さり、徳を高めることでしょう。

ハマり過ぎてマジカルとかオカルトとかに頭をやられたら報告してください。一緒に儀式やりましょう。

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