「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」の応募受付が6/1(木)よりスタート 一首・一句から応募可能
「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」が作品応募を受け付けています。特にテーマは定めず、一首・一句から応募可能。応募期間は、6月1日(木)0:00~7月10日(月)23:59です。 大賞(各部門1名)には図書カードネット…
「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」が作品応募を受け付けています。特にテーマは定めず、一首・一句から応募可能。応募期間は、6月1日(木)0:00~7月10日(月)23:59です。 大賞(各部門1名)には図書カードネット…
芸人11人による短歌の5首連作が掲載された雑誌『芸人短歌』が第三十三回文学フリマ東京で頒布されます。1冊400円。 参加芸人は以下の通り。 大久保八億 岡田萌枝 かが屋加賀 ガクヅケ木田 ガクヅケ船引 キズマシーンSAM…
公益財団法人角川文化振興財団は、9月30日に立花開氏の歌集『ひかりを渡る舟』を刊行しました。 立花開氏は、1993年愛知県生まれ。2011年に最年少で第57回角川短歌賞を最年少で受賞しています。 ▼恩師・島田修三の推薦文…
9月1日、角川『短歌』編集部のTwitterアカウントで、第六十七回短歌賞は「該当作なし」であると発表されました。応募総数は633篇。 角川短歌賞は、昭和30年に角川書店により創設された短歌の新人賞。現在は角川文化振興財…
穂村弘さんの歌集『シンジケート』の新装版が刊行されることを記念して、講談社の短歌・俳句・万葉集フェアが開催されています。6月3日まで。 『ホスト万葉集』は話題を集めましたので、気になっている方も多いのではないでしょうか。…
死にたいと思ったことを覚えてる? あの日のきみの声が届いた。 今日がただきのうに変わる。止まらない秒針がふと揺らめいたとき、 思い出が日付の向こうに駆けだして、忘れたはずの夢がぼやけた。 行かないで。置いてかないで、ここ…
ほんとうは気がついていた。少しずつ彼らが壊れてしまったことも、 やさしさを盾にしながら祈るとき、夢がねじれて苦しいことも。 ずるかった。あなたはいつでもずるかった。眉毛を下げてゆるく笑って、 なんだって許してあげるとそう…
噴水がゆっくりゆっくり落ちていく。どうか忘れてくれますように。 あの人の赤いまつ毛が抜けるたび終わりの予感を淡くおぼえた。 叶わない夢なら濁ってほしかった。希望のかけらを全部つかって 叫んでも絶望ばかりあでやかに残る。神…
欠点を愛してほしいと泣く人の涙をきれいと思えなかった。 ぼくたちは適度な他人だったのに、どうしてあのとき手を伸ばしたの。 慰めの言葉もやさしい眼差しも、持ってるふりをしていただけで 本当は大事なことがわからない。かなしい…
天井の低い世界に寝転んで隣の人の匂いを嗅いだ。 ずたずたに傷つきたくてここにきた。いまさら言い訳なんてしないよ。 それなのに、底の底まで落ちたのに、必死に光を探してしまう。 (うしなった視力は濁ったままなのに。どうせ涙も…
偽物のように広がる青空が今でもたまにこわいんでしょう。 上書きの記憶ばかりが鮮明になっていくのを拒めないから、 僕たちは途切れ途切れの優しさが脆いと知っててすがってしまう。 できすぎた入道雲を追いかけて田んぼまみれの道を…
公益財団法人角川文化振興財団が主催する、第11回角川全国短歌大賞が作品を募集している。自由題大賞、題詠大賞の賞金がそれぞれ10万円。〆切は9月30日。 題詠の歌題は「会」。応募には投稿料が必要で、自由題2首の場合は2,0…
絞り出すようにあなたが呟いた最後の言葉は聞こえなかった。 聞き返すことができずに頷いて、終わりの影は傾いてくる。 小さくて冷たい爪を撫でていた。ずっとやさしい、白い深爪。 沈黙に紛れて進む秒針がやけに大きく時間を刻む。 …
スクラップ・アンド・ビルドで僕たちは傷つきにくい心をつくる。 そうしなきゃ生きていけない世の中で、出会ったことは奇跡じゃなくて なんとなく触れてしまった傷跡が似ている位置にあるだけだった。 ユニクロのセールで買ったスウェ…
髪の毛を短く切った友だちを忘れた頃に爪を剥がした。 生ぬるくにじむ赤より小刻みに震える皮膚が透けていくのが こわかった。僕の一部が死んでいく。もう細胞は分裂しない。 ねえ、君はどこで恐怖を覚えたの。(思い出せない。ずうっ…
シナリオがなくてよかった。結末を気にしないまま抱き合えたから、 いたずらなあなたの笑顔がつくられた偽物だって別によかった。 目を閉じてしまえば全部夜なのに、光を探してしまったことを 悔やんではないよ。かすかな幸せを少し遠…
うわごとのように好きって言ったとき歪んだ目尻に気がついていた。 下手くそな嘘はついたらだめだってあんなに教えてあげたのになあ。 まあどうせ、ちゃんと綺麗に笑えないわたしもだめってことなんでしょう。 目的地にたどり着かない…
「バカなことしませんかって言ったとき、笑ってくれてありがとう」 「うん」 ひとりでも狭い証明写真機の中ではじめて口づけをして、 正しさを信じたくせに間違った。 嘘つきになるはずじゃなかった。 使い捨てカイロみたいなぬくも…
ここはもう圏外だから何してもバレないよって君は笑った。 チョコチップクッキー、キャラメル、ルイボスティー、イワシ、じゃがりこ、コアラのマーチ。 永遠に繰り返されるしりとりをぼくらはずっとやめられなくて、ひび割れた壁の隙間…
まちがえて掴んだ腕があまりにも君に似ていて離せなかった。 正しくはない道だった。分かっててそれでも進んでいこうと決めた。 好きだった花言葉とか明け方の煙の尾とか変な癖とか、 今までを諦めるのは簡単で、なんだわたしは平気な…
信号が青に変わって人波が乱れることなく流れ始める。 透明な仕切りで満ちた世の中を上手に泳げることが幸福なんだって信じる波だ。 息つぎが、あのとき突然できなくなった。 目の前がふっと歪んで足元が崩れて、わたしは列から逸れた…
短歌を始めると、これまでにどんな作品が残されて来たのか、次第にたくさんの歌を「読んでみたい!」と思うようになるでしょう。 今回は、入門としてもおすすめしたい「アンソロジー本」のなかでも、2018年現在でもっとも新しい『短…
5・7・5・7・7の31音からなる短歌。 気軽に始められる文芸創作として、インターネットを中心に幅広い層に向けてじわじわ広がりを見せています。 ここでは、短歌に取り組む人や作品がどこに存在するのか、世間からは見えづらい短…
みなさん!突然の質問ですが、「短歌」は好きですか? というのがお決まりの文芸ジャンルで、多くは学校の教科書で読んだっきり、また読書好きな方でも「短歌を読むのが好きだ…
穂村弘といえば、現代短歌の最前線で活躍する歌人の一人です。その穂村弘による歌論書『はじめての短歌』が面白くないわけがありません。 普段の生活の中で短歌を詠むことはほとんどなく、短歌の鑑賞経験も乏しいのですが、穂村弘の書く…
2024年に締め切りを迎える小説の公募新人賞をまとめました。また、小説投稿サイトが主催するコンテストについても、デビューにつながるものを中心に掲載しています。 締切をはじめとした応募要項や賞の詳細につきましては、必ず当該…
5月23日より、文芸専用の投稿・閲覧プラットフォーム「ブンサイ!」がサービス提供を開始しました。管理人は歌人の木村八朔氏。 同サイトは、TECHFUND Inc.新規事業プログラムの一環として運営されているもの。現在は6…
「KADOKAWA 春の文芸書・ビジネス書フェア」が開催されており、対象のKindle書籍が最大50%OFFとなっています。4月21日まで。 ▼ラインナップ 准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫) Kin…
「春のIT書フェア」が開催されており、対象のKindle書籍が50%OFFとなっています。3月29日まで。 ▼ラインナップ Excel VBAの教科書 Kindle Amazon HTML5プロフェッショナル認定試験 レ…
「幻冬舎 電本フェス後夜祭 約900冊」が開催されており、対象のKindle書籍が最大70%OFFとなっています。3月3日まで。 ▼ラインナップ ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル (幻冬舎新書) Kindle A…